ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

女性皇族の考え「理解を」- 19 ( プレスコードの優等生 )

2024-12-25 19:07:41 | 徒然の記

  〈 テレ朝 ニュース」に不信感を持つ理由 〉

 GHQの検閲では、記事の内容が禁止項目に抵触しているかどうかが、調べられました。既に紹介しましたが、その30項目が以下になります。

    ⚫︎ 連合国軍総司令官もしくは総司令部に対する批判

    ⚫︎ 極東国際軍事裁判 ( 東京裁判 ) 批判

    ⚫︎ GHQが「日本国憲法」を起草したことの言及と、成立での役割の批判

    ⚫︎ 検閲制度への言及

    ⚫︎ アメリカ合衆国への批判

    ⚫︎ ロシアへの批判

    ⚫︎ 英国への批判

    ⚫︎ 朝鮮人への批判

    ⚫︎ 中国への批判

    ⚫︎ その他の連合国への批判

    ⚫︎ ( 国を特定しなくとも )連合国一般への批判

    ⚫︎ 満州における日本人取り扱いについての批判

    ⚫︎ 連合国の戦前の政策に対する批判

    ⚫︎ 第三次世界大戦への言及

    ⚫︎ 冷戦に関する言及

    ⚫︎ 戦争擁護の宣伝

    ⚫︎ 神国日本の宣伝

    ⚫︎ 軍国主義の宣伝

    ⚫︎ ナショナリズムの宣伝

    ⚫︎ 大東亜共栄圏の宣伝

    ⚫︎ その他の宣伝

    ⚫︎ 戦争犯罪人の正当化および擁護

    ⚫︎ 占領軍兵士と日本女性との交渉

    ⚫︎ 闇市の状況

    ⚫︎ 占領軍軍隊に対する批判

    ⚫︎ 飢餓の誇張

    ⚫︎ 暴力と不穏の行動の煽動

    ⚫︎ 虚偽の報道

    ⚫︎ GHQまたは地方軍政部に対する不適切な言及

    ⚫︎ 解禁されていない報道の公表

 禁止項目がこれだけ広範囲にありますと、新聞は日本の悪口を書くか、占領軍を称賛するか、それ以外は報道できないことになります。

 敗戦国の惨めさとGHQの絶大な権力を、息子たちに知って欲しいと願う「ねこ庭」の気持が、ここからも生まれます。

 「ねこ庭」自身がつい先日まで、この過酷な報道規制を知らなかったのですから、若い人たちを批判できません。つまり、高島キャスター、板倉アナウンサー、河西准教授を責められないと言うことです。

 前回も紹介しましたがもう一つ、大事な情報があります。

  ・「プレスコード」を日本のメディアで一番よく守ったのが、朝日新聞だった。

  ・朝日新聞は「プレスコード」の優等生となり、GHQの信頼が厚かった。

  ・GHQは一番最初に朝日新聞へ情報を与えるなど、朝日新聞を優遇した。

 朝日新聞はGHQが引き揚げた現在でも「プレスコード」の優等生で、「トロイの木馬」の先頭にいると「ねこ庭」は推測しています。

  「鬼畜米英を攻める、勇ましい皇軍」「銃後を守る、健気な女子挺身隊」

  「欲しがりません、勝つまでは」 「聖戦遂行へ、一億の民 火の玉 となれ」

 戦前の朝日新聞は軍の広報機関として戦争を宣伝し、国民を鼓舞していました。それが敗戦と同時に、「プレスコード」の優等生になりました。朝日新聞・大阪本社の役員が、優等生になった理由を説明していました。

 「戦前は軍に協力しなければ、紙もインクも支給されなかった。」

 「敗戦後は、GHQの言うことを聞かなければ会社は潰された。」

 「戦前も敗戦後も、社員たちの生活を守るために、会社はこうするしかなかった。」

 正直な弁明と理解しない訳ではありませんが、報道機関としての朝日新聞は、社員の生活を守ると同時に、国民の魂を守る使命もあるのではないでしょうか。

 朝日新聞は、今もこの「正直な弁明」の延長線上に立つ反日メディアと、「ねこ庭」は考えていますが、訪問された方々はどのように判断されるのでしょうか。

 マスコミが隠した事実を、高島キャスター、板倉アナウンサー、河西准教授は知らないはずですが、朝日新聞の側で意見を言う3人に「ねこ庭」は信頼が置けません。

 3人とは違う意見を述べている人物がいないかと、ネットの検索をしていて偶然目にしたのが、竹田恒泰氏でした。「女性宮家」反対論を述べる氏を、苦労して見つけたのでなくたまたま見つけたので、ご先祖様の助け かと思ったりしました。

 そして「竹田氏プロフィール」の紹介が始まり、「一水会」とのつながりを知り、テーマが大きく横道へ外れました。

 だがここまで来ればもう安心です。次回からは、下記項目を予定の順番に検討します。( 青色表示の項目が、検討済みです。 )

 ・北海道神宮とは、どんな神社なのか

 ・竹田氏のプロフィール

      

 ・GHQが皇籍離脱させた宮家のお名前と現在の人数

 ・現在皇室におられる方々のお名前と人数

 ・現在残っている宮家のお名前と人数

 ・上皇陛下のNHKを通じた「お言葉」のこと

 ・秋篠宮様のご長女眞子さまのご結婚のこと

 

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女性皇族の考え「理解を」- 18 ( テーマの再確認作業 )

2024-12-25 16:35:32 | 徒然の記

 「ねこ庭」を訪問されている方々も、シリーズが「一水会」会員の経歴検討まで進みますと、本来のテーマが何であったのか分からなくなられたのではないでしょうか。

 「ねこ庭」自身もテーマへ戻るため、気持の切り替えに苦労しています。シリーズの発端となった11月30日の千葉日報の記事を、もう一度読み返します。

 赤坂御用地の岩場での、秋篠宮様、紀子様、佳子様、悠仁様の写真が掲載されています。5段組みの記事はページの 4分1 弱を占め、大きな活字のタイトルです。

 「秋篠宮様 59歳」「女性皇族の考え「理解を」」

  ・秋篠宮様は30日、59歳の誕生日を迎えられた。

  ・これに先立ち、東京赤坂御用地の赤坂東邸で記者会見し、皇族数確保策として、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案を巡り、

  ・「該当する皇族は生身の人間で、その人たちがどういう状況になるのか、少なくとも宮内庁は、その人たちがどういう考えを持っているかを理解しておく必要がある。」と述べた。

 記事では宮様の「ご発言」の真意が分からないため、情報を探すと下記タイトルの

  ・秋篠宮様の「皇族は生身の人間」発言で宮内庁長官「反省」

 この記事で宮様の真意が分かるのでないかと、期待しながら読みました。

  ・宮内庁は、影響を受ける皇族の考えを理解する必要があると指摘されたことを受けて、西村泰彦長官が12日の定例記者会見で

  ・「まさにそのとおりで、十分お話を伺う機会はなかったと反省している」と述べました。

 NHKの報道は宮様の「ご発言」の全部を掲載していましたが、真意はやはり曖昧でした。

 ネット内を検索していますと、(「サタデーステーション」の 11月30日OA記事である ) と註書きした「テレ朝 ニュース」の記事がありました。

 同社の高島彩キャスター、板倉朋希アナウンサーとゲストの名古屋大学の河西准教授の三人が、宮様の「ご発言」を解説していました。

  1.   高島彩キャスター

  ・秋篠宮さまは会見で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案について言及されました。

  2.   板倉朋希アナウンサー

  ・衆参両院の議長と各党代表者らの協議の「中間報告」では、皇族数の確保のため女性皇族が結婚後も皇室に残る案について、『おおむね共通認識が得られた』としていますが、いまだに結論は出ていません。

  3.   名古屋大学の河西准教授  :

   ・今回秋篠宮さまは、「皇室の制度にかかわる発言は控える」とした上で、かなり踏み込んだ発言をされた。皇族も人生設計に大変困るということで、もどかしさがあるのではないのでしょうか。

 偏見と言われる方がいるのかもしれませんが、三人の意見を読み、「ねこ庭」は次のように考えました。

  ・「テレ朝 ニュース」はテレビ朝日が配信しているニュースサイトで、反日左翼メディアの先頭に位置する「朝日新聞」の系列です。

  ・従って三人の人物は、保守の立場にいないと推測されます。

  ・皇室の崩壊につながる「女性宮家」を否定していないと言うことは、アメリカの「対日方針」への協力にもつながります。

 最近の「ねこ庭」は、アメリカの「三段階の関与」を検討していますので、GHQが行った「プレスコード」が頭から消えません。くどいと思われるかもしれませんが、復習しました。

  ・「プレスコード」とは、連合国軍占領下の日本において、GHQによって行われた新聞などの報道機関を統制するために発せられた規則で、これにより検閲が行われた。

  ・「プレスコード」基づいて、記事などが発禁処分にされた。

  ・占領開始前からの計画に従い、個人的な手紙などにも検閲の手が回った。

  ・この事実は当時の一般大衆には知らされず、出版・報道関係者以外に広く認知されたのは、のちの事である。

  ・検閲は、GHQの情報担当のG-2・ウィロビー少将所管下の民間検閲支隊 ( CCD ) によって実施された。

 過去記事の再確認になりますが、「ねこ庭」が朝日新聞系列の「テレ朝 ニュース」に不信感を持つ理由が、次回で理解して頂けるのでないかと思います。

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