「テレ朝 ニュース」の記事から、3つの検討項目を見つけました。
1. 高島彩キャスター:
・秋篠宮さまは会見で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案について言及されました。
2. 板倉朋希アナウンサー:
・その中間報告では、皇族数の確保のため女性皇族が結婚後も皇室に残る案について、『おおむね共通認識が得られた』としていますが、いまだに結論は出ていません。
3. 名古屋大学の河西准教授 :
・今回秋篠宮さまは、「皇室の制度にかかわる発言は控える」とした上で、かなり踏み込んだ発言をされた。
・皇族も人生設計に大変困るということで、もどかしさがあるのではないのでしょうか。
高島キャスターが、「宮様は女性皇族が結婚後も皇室に残る案について述べられている」と説明しています。つまり宮様の真意は、「 女性皇族 ( 女性宮家 )」案であると示唆しています。
板倉アナウンサーの説明は高島キャスターに合わせる形で、衆参両院の議長と各党代表者らの協議で、皇族数の確保のため女性皇族が結婚後も皇室に残る案について、『おおむね共通認識が得られた』と言い、まだ結論は出ていませんと説明を続けています。
二人の説明を読む読者は、どのような印象を受けるのでしょうか。ここが重要なポイントになりますが、「ねこ庭」は次のような印象を受けました。
・宮様は女性宮家を望んでおられ、国会での与野党協議でもその方向で話が進んでいるようだ。
「ねこ庭」は、注意深く曖昧な宮様の「ご発言」を「女性皇族」の意向と解釈した高島キャスターの大胆さに驚かされました。彼女の説明が明確であるため、続く板倉氏の説明が「女性皇族」案優勢というふうに読めてしまいます。
さらに重要なポイントが、川西准教授の説明にもあります。前回氏は未成年皇族の方の公務のパターンを、3つ説明していました。
1. のパターン ・・・佳子内親王
国内の大学に通いつつ、公務をやっていく
2. のパターン ・・・愛子内親王
国内の学校に通いつつも、学業に専念して公務は卒業後に行う
3. のパターン ・・・悠仁親王 ?
外国に行くとなると、国内の公務は難しくなりますので、帰ってきた後に(公務をされる)というパターンになるのかな
3パターンの説明をした後、氏が述べるのが次の推測です。
・もし悠仁様が外国の大学へ進学されるとなれば、悠仁様に期待されている公務が残っている方々に回るだろう。その上、愛子様も佳子様も結婚適齢期になられており、このまま身分が決まらないのであれば、公務の実行がおぼつかなくなる。
・皇室の制度については言わないが、女性皇族の立場をハッキリさせないと結婚など、自分たちの人生設計ができなくなる。
川西准教授もここまで明確に説明していませんが、「ねこ庭」の推測で氏の「推測」を考えますと、下記言葉の辻褄が合います。
3. 名古屋大学の河西准教授 :
・今回秋篠宮さまは、「皇室の制度にかかわる発言は控える」とした上で、かなり踏み込んだ発言をされた。
・皇族も人生設計に大変困るということで、もどかしさがあるのではないのでしょうか。
つまり氏の意見は、宮様の「ご発言」を引用しながら、一日も早く「女性皇族 ( 女性宮家 ) 」を決めないと間に合わなくなる、ということになります。
ここまで読むと、河西准教授、高島キャスタ、板倉アナウンサー3人の意見が「女性皇族 ( 女性宮家 ) 」で一致したという解釈になると思いますが、他の方々はどう考えられるでしょうか。
さて次の推測が、「アメリカによる三段階の関与」と同じく、「ねこ庭」独特の作業になります。多数の方々が肯定されないであろう、「孤独の作業」です。偏見でなく、学徒の客観的作業と自分では考えています。
宮様の言葉を大胆に解釈した3人は、どういう人物なのだろうか。
浮かんだ疑問が、これでした。特別な検討をするのでなく、いつものようにウィキペディアに助けを求めます。准教授の川西氏はあるとしても、ANNのキャスターとアナウンサーの情報があるだろうかと心配しましたが、さすがはウィキペディアです。
次回は3人の情報を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介いたします。