ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

女性皇族の考え「理解を」- 7 ( 朝日新聞の立場 への疑問 )

2024-12-17 22:10:42 | 徒然の記

 「三人の立場の検討」となりますと、一番目に考えつくのは三人が登場している記事を書いている会社です。

 「テレ朝 ニュース」と「サタデーステーション」を調べると、次のようになりました。

  ・「テレ朝 ニュース」   ・・テレビ朝日が配信しているニュースサイト

  ・「サタデーステーション」・・テレビ朝日系列が配信している大型の報道番組

 いずれも、反日左翼メディアの先頭に位置する「朝日新聞」の系列です。

 従って三人の人物は、保守系の立場にいないと推測されます。皇室の崩壊につながる「女性宮家」を否定していないと言うことは、アメリカの「対日方針」への協力にもつながります。

 先日アメリカの「三段階の関与」の過去記事で、GHQが行った「プレスコード」について検討しました。くどいと感じられるかもしれませんが、もう一度復習します。

  ・「プレスコード」とは、連合国軍占領下の日本において、GHQによって行われた新聞などの報道機関を統制するために発せられた規則で、これにより検閲が行われた。

  ・「プレスコード」基づいて、記事などが発禁処分にされた。

  ・占領開始前からの計画に従い、個人的な手紙などにも検閲の手が回った。

  ・この事実は当時の一般大衆には知らされず、出版・報道関係者以外に広く認知されたのは、のちの事である。

  ・検閲は、GHQの情報担当のG-2・ウィロビー少将所管下の民間検閲支隊 ( CCD ) によって実施された。

  ・検閲では、以下の30項目に該当しているか否かが調べられた。

    ⚫︎ 連合国軍総司令官もしくは総司令部に対する批判

    ⚫︎ 極東国際軍事裁判 ( 東京裁判 ) 批判

    ⚫︎ GHQが「日本国憲法」を起草したことの言及と、成立での役割の批判

    ⚫︎ 検閲制度への言及

    ⚫︎ アメリカ合衆国への批判

    ⚫︎ ロシアへの批判

    ⚫︎ 英国への批判

    ⚫︎ 朝鮮人への批判

    ⚫︎ 中国への批判

    ⚫︎ その他の連合国への批判

    ⚫︎ ( 国を特定しなくとも )連合国一般への批判

    ⚫︎ 満州における日本人取り扱いについての批判

    ⚫︎ 連合国の戦前の政策に対する批判

    ⚫︎ 第三次世界大戦への言及

    ⚫︎ 冷戦に関する言及

    ⚫︎ 戦争擁護の宣伝

    ⚫︎ 神国日本の宣伝

    ⚫︎ 軍国主義の宣伝

    ⚫︎ ナショナリズムの宣伝

    ⚫︎ 大東亜共栄圏の宣伝

    ⚫︎ その他の宣伝

    ⚫︎ 戦争犯罪人の正当化および擁護

    ⚫︎ 占領軍兵士と日本女性との交渉

    ⚫︎ 闇市の状況

    ⚫︎ 占領軍軍隊に対する批判

    ⚫︎ 飢餓の誇張

    ⚫︎ 暴力と不穏の行動の煽動

    ⚫︎ 虚偽の報道

    ⚫︎ GHQまたは地方軍政部に対する不適切な言及

    ⚫︎ 解禁されていない報道の公表

 先日の検討で30項目の紹介をしませんでしたが、これでは新聞は、日本の悪口を書くか、占領軍の統治を称賛するか、それ以外は報道できないことになります。敗戦国の惨めさとGHQの絶大な権力を、戦後生まれの息子たちに知って欲しいと願う理由がここにもあります。

 こう述べている「ねこ庭」自身「プレスコード」を検討する以前は、ここまで酷いと知らなかったのですから、若い人たちだけを批判できません。つまり、高島キャスター、板倉アナウンサー、河西准教授が知らなくても、大きな声で責められないと言うことです。

 もう一つ、前回省略していた情報があります。

  ・「プレスコード」を日本のメディアで一番よく守ったのが、朝日新聞だった。

  ・朝日新聞は「プレスコード」の優等生となり、GHQからの信頼が厚かった。

  ・GHQは、一番最初に朝日新聞へ情報を与えるなど、朝日新聞を優遇した。

 朝日新聞は現在でも「プレスコード」の優等生であり、「トロイの木馬」の先頭にいると「ねこ庭」は推測しています。

  「鬼畜米英を攻める、勇ましい皇軍」「銃後を守る、健気な女子挺身隊」

  「欲しがりません、勝つまでは」 「聖戦遂行、一億の民 火の玉 となれ」

 戦前の朝日新聞は、軍の広報機関として戦争を宣伝し、国民を鼓舞していました。それが敗戦と同時に、「プレスコード」の優等生です。朝日新聞の大阪本社の役員が、優等生になった理由を説明していました。

 「戦前は軍に協力しなければ、紙もインクも支給されなかった。」

 「敗戦後は、GHQの言うことを聞かなければ会社は潰された。」

 「戦前も敗戦後も、社員たちの生活を守るために、会社はこうするしかなかった。」

 正直な弁明だと理解せずにおれません。しかし報道機関としての朝日新聞は、社員の生活を守るだけでなく国民の暮らしを守る使命もあるのではないでしょうか。

 朝日新聞は今もこの事実の上に立つ反日メディアだと、「ねこ庭」は推測していますが、訪問された方々はどのように判断されるでしょうか。

 高島キャスター、板倉アナウンサー、河西准教授も、こうした事実を知らないのだろうと思いますが、朝日新聞の立場に立って同じ意見を言う3人を「何か勘違いをしているのではないかと、ねこ庭」は疑問を抱いています。

 次回は、3人とは違う意見を述べている人物を紹介しようと思います。苦労して見つけたのでなく、ネットの検索をしていたら偶然目にした意見です。( ご先祖様の手助け ? なのかもしれません。)

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