日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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水曜に行なわれた、チャンピオンズリーグ、チェルシー vs バルサ戦。
すごかったこの試合を振り返ってみます。
期待に違わぬ、いやそれ以上のものすごい試合でした。

一番印象的だったのは、後半の極度に集中した顔のジョン・テリー。
この顔を見ただけで、この試合のすごさを再認識。
あんな真剣に研ぎすまされたテリーの顔、見たこと無かったです、今まで。

試合開始後のしばらくはお互いの様子見っぽいところから、15分すぎに始まったバルサの連続波状攻撃は見事で、まるでカンプノウにいるような勢い。
これがチェルシーディフェンスに大きくプレッシャーをかけはじめ、それがラフプレーへとつながってきます。
特に、メッシにボールが入ると、一気に加速して右サイドを突破にかかり、攻撃のいいアクセントになっていました。
メッシやっぱすごいです。ジュリの突破力もすごいですが、彼はまたその上をいってますね。

そしてメッシへのラフプレーがひどくなってきます。
メッシの右ひざにもろに入ったスパイク、どきっとしました。
あれは一発レッドでしょう、普通。

..と思っていたら、あのロッベンがしつこくディフェンスしたにもかかわらず! 突破したメッシをやはりデルオルノがぶっ飛ばし、一発レッド。
ここでのモウリーニョの表情、忘れられません。

そこからバルサのペースになると思いきや、チャルシーはカウンターを研ぎすました攻撃をしかけ、唸らされました。
後半に入ってのいくつかの攻撃はさすがチェルシーだなと。
通常よりもさらに研ぎすまされた、切れ味最高の攻めでした。
そしてゴール前のドログバの動きとか、やはり脅威...

そうしているうちに、10人だったチェルシーがオウンゴールから1点を取り、反撃に出たバルサもオウンゴールをゲットし、同点に。
この両方のオウンゴールとも、通常のオウンゴールという感覚ではなく、繰り出すセンターリングのすごさを褒めたい気持ちです。あまりの攻め口の鋭さに、ついにゴールを破られたというようなオウンゴールでした。
こう思わせるだけのすごい攻守だったと思います。

そして、2点めのバルサはエトーのヘッド。
この攻撃もすごかったですね。
デコ ー ロナウジーニョというホットラインがうまくできていて、攻撃を組み立てていました。

次は、ここをどう寸断するかがチェルシーのポイントでは?
モッタも良かったです。体格を生かして、チェルシー相手に堂々とポイントを作って、次の攻撃に役立っていました。

この試合は一言でいうと、
互いの出場選手が自分の能力の100%ではなく、110%まで出し切った極限の闘い...
デコ、ランパード、ロッベン、マケレレ、ツェホ、グジョンセン、エジミウソン、マルケス、ラーションetc...各選手のプレーがこれだけ印象的に焼き付くような試合、そうないのでは。

いや~いいもの見ちゃったな....鳥肌もの!
去年の第2試合に引き続き、歴史を創ったように思います。

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