日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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昨年の英国内最多売り上げ部数!になったサッカー関連書籍。

彼の自伝は、実は2冊目。
1999年に最初の自伝「マネジング・マイ・ライフ」が既に出版されている。
このため、1999年の三冠(国内リーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ)についての記述はない。
その点、大逆転の CL決勝には一切触れないという点で一瞬寂しい気も。



が、読み始めると全くそのことは気にならなくなる!
というのは、この本一冊通し一貫して、ファーガソンの姿勢は「歯に衣着せぬ」点(笑)
ここが受け本国イギリスでは、発売時点で既にそうとう話題に!(2013.10)


まな板に上がるのは、選手個人、チーム、監督など、かなり各方位。

酷評される「選手」
デヴィッド・ベッカムのトップに続き、ロイ・キーン etc...

褒めるコーナーでは、
ギグス、ネヴィル、そしてC・ロナウド、そして香川も登場!

酷評される「チーム」では、
マンチェスター・シティ、リバプール、チェルシー、アーセナル
つまり、強いところ全て!(笑)

だが最も凄いのが「監督」
ブッチギリのトップは、ラファエル・ベニテス!
これがもう、ボロクソ(笑)
彼の伝説のCL決勝の奇跡の勝利にも言及し、まっこうから否定にかかっている。
このパートだけでも、読む価値あるかも?



あと、数々の名言を以下メモ。

ファーガソン一家のモットーは「困難の先の甘美」

自らスカウティングして、その後チームに加入させた選手に言ったものだ。
「こいつは役に立つ、と確信できる人材をみつけたときの喜びは大変なものだぞ」

一方で、私はキャリアの終盤に差しかった選手を冷静に見ていた。
「ヤツはいつ辞めると言い出すだろう?あとどのくらい持つかな?」
それまでも経験から、重要なポジションには十分な数の若手が控えるようにしていた。

「最低の出来だったな」
 で直ちにフォローを
「お前ほどの選手が」

1993年の優勝メンバーに。
「およそ人生を左右するのは、どれだけ野心があるかということなのだ」

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