アシュトン・カッチャー主演の同タイトル(2013?)とは別物。
しかも同タイトル+ Man in the machine なるドキュメンタリーも公開中。
紛らわしいことこの上ない!
こちらは監督ダニー・ボイル(「スラムドッグミリオネア」「トレインスポッティング」)
脚本は当ブログ贔屓の アーロン・ソーキン(ソーシャルネットワーク)
今作の大きな特徴は、Jobs にとって象徴的な3つのイベントに絞っていること。
その3つのイベントとは、
1. 1984 マッキントッシュ Macintosh 発表
2. 1988 Apple 退社後の、NEXT 発表
3. 1998 復帰後のヒット、iMac 発表
ただし、各々のエピソードの核は基本、人間関係のトラブル!
ウォズニアク、スカリー、そして極め付けは 娘のリサ(当然、母親もセット)
アシュトン・カッチャー版(2013)ではスティーブはあくまでもヒーロ-。
こっちは時代的にも未だ尖ったままのスティーブをファズベンダーがねちっ、と演じている。
彼を表現した有名なフレーズ「現実歪曲空間」も当然 登場し、それが何かを演技バトルで披露してくれる(笑)
観賞後の感想は2つ。
(1)覚悟はしていたが、あまりに会話の乱れ打ちな展開に、やや困惑・・・
これまでソーキンドラマ(ニュースルーム)で鍛えてきたつもりだったが、結構辛かった(笑)
日本語字幕つきで観るまでは、評価しづらいか。
(2)当ブログは i-pad、i-phone、i-pod、i-tunesネタだけでアップが×142
(以下、当ブログ2011年10月23日より引用)
<始まりは、2001年 10月の携帯音楽プレイヤーiPod。
<なぜ始まりがここかというと....
<それまでジョブズがAppleでやっていたのは、ぐちゃくちゃな商品ラインを整理し、
<デザインを一新させ、カラーバリエーションをそろえるというレベルだったから。
<なので、革命は2001年から。
<では何をしたか。
<当時、技術的にはたいしたことなかったハードディスク・プレイヤー。
<これを、音楽ファンの立場に立って、Re- innovationした。
<これは1970年代にSonyがWalkmanでやってのけたことに非常に近い。
<発表後、直ちに飛びついて購入した。
つまり、2001年 10月の携帯音楽プレイヤーiPod発表が彼の最大のキー。
カッチャー版(2013)との差を際立たせる目的でそうしたのかもしれないが、当ブログ的には物足りない感も・・・
あっ書き忘れた!
ファズべンダーはもちろん、ケイト・ウィンスレットかなり上手いです。
その点でも見逃せない一作ではある。