日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

IoTとは一言に言うと、=モノ・コトのインターネット化 Internet of THINGS

(一時はM2Mとか、ユビキタスと呼ばれていた)

 

これらが生活、産業、社会にもたらす変革をおさらいした一冊。

 

 

興味深かったのは、第2章 産業別IoTの動向

タイトルのように、産業別にIoTが及ぼすだろう影響を語る。

それらの項目は、以下。

 

・電力・ガス

・ホームセキュリティ 

・工作機械

・フィールド系産業機械

・事務機

・不動産

・自動車

・ヘルスケア

・第一次産業

・ペット

・小売(自動販売機を除く)

・社会的セキュリティ(犯罪前歴者監視)

 

電力はちょうど自由化直前だし、こうしてまとめて読むのはいい機会になった。

だけでなく、後の章ではIoTビジネスモデルを先進国別で概念化したり、 興味深く読ませる。


 

あと意外に捨てておけないのが、各章に時々登場するColumn。

 

例えば169pにあるコラムでは、プロジェクトXならぬ、プロジェクトIが必要、と。

IoTはどうしても地味なので、関係者が集まるとそういう話にすぐなるそう(笑)

その話題で登場する企業のベスト3は、

1.コマツ

2.セコム

3.コカ・コーラグループ、NTTデータ

 

コーラがここで登場することは、当ブログ的にとても興味深かった。

先の、産業別IoTの動向でもラストあたりに「小売(自動販売機を除く)」と除く、と出るくらい、自動販売機はIoTの中心的存在なのだ。

 

が、どうも関係者(特に製造系)は日本ほど異常に平和な国でしか普及しない、という固定観念があるように感じている(そう本文でも紹介されている)

逆に考えると、時にアジアを中心に、その日本の平和の概念を伝える使者?的な役割を自動販売機を普及する活動で植え付けられるのでは?!

妄想かしら?(笑)



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