
昨日の Terry Riley in C に続き、今日も 考察(ていうか、愚痴 笑)
今日の日経新聞「日曜に考える グローバル」によると、
藤子F不二雄作のドラえもんがインドで放送禁止を求める文章が提出され、ている、と、
その批判とは、本質論的な部分?!?
公務員のコネ採用や大学への裏口入学で摘発された2000人を誘発させたのがこの漫画だと言うのだ!
確かにドラえもんは、のび太に肩入れし、秘密道具でのび太の未来を変える。
記事にもあるように、根本にはインドの社会問題がこの大きな原因であるのは間違いない。
もともとカースト制の国なので、下から這い上がるのは大変なのだ。
自由平等の日本ではドラえもんの肩入れにケチをつけるヒトはいないだろうが、深刻な状況のこの国ではそんな意見も出てしまうのだ!
また本文でも指摘されている通り、当ブログが今日強調したいのは、テクノロジーの進歩。
漫画が書かれた当時、ドラえもんが出す秘密道具は明らかに非現実的であり、SFの夢物語でしかなかった。
が!
2007年1月にスティーブン・ジョブズが世の中に iPhone を問うて以来(写真)世界は変わった。
スマホさえ持てば、まるでドラえもんの秘密道具まがいのことができるようになった。
昨日、LPアナログ、デジタル、 iTunes ストア、1979年にウォークマンによってもたらされた音楽を外に持ち出す革命、などについて愚痴ったが、この延長線上にある議論だと思う。
日本で iPhone が発売される直前にリリースされた iPod Touch は通信機能以外の iPhone の基本機能はすでに備えていた(当ブログ過去ログ参照)
このことからもそう考えてよいと思う。
ウォークマン は「音楽を外に持ち出す革命」
iPod Touch、iPhone は「情報及びその周辺、を外に持ち出す革命」
ということだろうか?!(笑)