リチャード・リンクレイターの新作。
前作「6才のボクが、大人になるまで」は子供が大学生になるまでを、毎年一定期間撮影した力作。
そんな無謀な企画を完成させた後、どっちに行くのかと思ったら、なんとリンクレイター版「アメリカン・グラフィティ」!
「アメリカン・グラフィティ」はジョージ・ルーカスが自分の青春時代をゆる~く描いた名作。
リンクレイターはこの路線を引き継ぎ? この映画、ひたすらユルい!
リンクレイターなので、時代は1980年代。
主人公は9月の大学入学とともに 野球部に入部するが、授業開始まではまず寮に入寮。
先輩からたちまち、酒、ガールハントを教えられ、その活動に勤しむ日々(笑)
でも主人公は野球部なんだから、早々に厳しい練習に突入、100本ノックなんじゃね?
ところがそんな予想をよそに、楽しい大学生活を延々と…
ほんとマジに ユルい!
これほどのレベルにユルい映画って、昨今珍しくね?(笑)
結論:「6才のボクが、大人になるまで」が好きだったヒトにはお薦めかも。
監督も言っているように、ちょうど大学に入学した直後から物語が始まるし(時代は違うが)
前作同様に、時代を代表するガジェットが次々と登場し、むふふ笑いが止まらない、そんな一本!