毎回予想外のショックを受けるMoMA。
今回も 予想外に喰らったその大爆弾に、この旅の「ナンバー1衝撃」認定。
(なぜこの表現を使っているかはそのうち わかりまする)
ここで使用していた音楽が、テリー・ライリー Terry Riley in C 。
確かLPで持ってたなと。
帰国後、早速探し出してまずジャケットを見えるところに。
暇が出来たら聴こうと目論んでいた。
その暇が来る前に、PCに向かっている時に思いついた。
「LPのアナログもいいが、デジタルは?」
で早速 iTunes ストアへ!
すると...
何と200円で全曲43分が買えてしまうではないか!
実は買ったものの、LPをあまり真剣に聴いた記憶が残念ながら、ない(笑)
がそれでもおぼろげに記憶にあるのは、LPでは1曲がパート1・パート2に分断。
A面の最後に「続くよ」的なSEが入り、B面のアタマにもそんな音が入り、後半へ突入する。
(A面 23分50秒、 B面 19分10秒)
メディアの性質上 そうせざるえなかったわけだが、その問題をクリアーしたバージョンがしかもこの価格とは…
外出時に早速聴いてみると、MoMAで体験した陶酔を(部分的にだが)再体験できた。
実は MoMAではこの原曲ではなく、上海オーケストラのバージョンだったのでよりアジア的ニュアンスが加わっていた。
だが、この原曲版でも十分にいけた。
ガムラン にも通ずる陶酔感、とでも言おうか。
今やっと LPを聞いているのだけど、リミックスされているのかデジタル版の方が各楽器の混ざり具合が上?
音楽的にも勿論だが、その他の部分でも十二分にショックを受けた。
音楽を外に持ち出す革命が、1979年にウォークマンによってもたらされた恩恵も、含め…