日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

 

(1)~(4)の ×4回シリーズの第3回です。

 

1923年から1924年にわたる頃、ミロは終生貫く表現に至る。

(直前の3連作は、シュルレアリストっぽい選択の各3点の静物画)

作風がここから、コロ!!!と変わっている。

 

いよいよ... 覚醒!、ということか?

 

 

 

1923年ー1924年 冬

 The Hunter (Catalan Landscape)

 

タイトルから、抽象画ではなくカタルーニャの自然という具象を、彼の新しい世界に。

ミロ本人の解説曰く、真ん中あたりの「目玉」は自分本人を見つめるものだそう…

 

 

 

彼がこのゾーンに入るきっかけ?は、当ブログが2冊本を読破して(笑)到達した結論としては、

 

・パリで最新のアート市場に刺激をうける

・だが彼の作品は全く売れない

・そんなわけで、何らかのブレーク・スルー、が必要

・周囲にシュールレアリズム一派がいた

 

 

さらに彼自身の作品を制作する際の手法について、次でご紹介します!

 

~(4)に続く~

 



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(1)~(4)の ×4回シリーズの第2回です。


彼はバルセロナ、カタルーニャ出身。

その初期の彼の作品をひとつ。

 

1920年ー1921年 1月

The Table(Still Life with Rabbit)

テーブル(うさぎのいる静物)

 

この時代は自分の田舎の景色、静物、人物など多様に描いていた時代。

独特のごつごつしたタッチは各作品に共通している。

 

だが、彼が将来進む道への道程は、未だ見えない。

 

 

 

この時代のわずか1年後ほどの、

 

1923年から1924年にわたる頃

 

に、

 

パキッと音がしそうな(笑)変化が起こる。

 

 

 

まさに、

当ブログのこのシリーズのテーマ = アーティストの芸風が固まる瞬間にフォーカス!という試み。

に至るわけだ!

 

~(3)に続く~




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現在NY MoMA で開催中のジョアン・ミロ展 Joan Miro  The Birth of the World。

 

彼の大回顧展は昨秋にパリのグラン・パレで行われた一方、MoMA でも現在開催中。

とはいえ、NY MoMAは大改装で 6/15 から休館。

そんな中、最新の展示、ではある(汗)

 

 

この展示を(1)~(4)の4回に渡って紹介していきます!

 

当ブログのこのシリーズのテーマ = アーティストの芸風が固まる瞬間にフォーカス!という試み。



(2)に続く~




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