「刻々と変化する反復」を特徴とする現代音楽作曲家 フィリップ・グラス Philip Glass
昨年読んだベスト本の一冊に彼の自伝が入っている。
フィリップ・グラス自伝 音楽のない言葉 Words Without Music 500ページを一気に読ませる強力なエネルギーは彼自身の執念はもちろん、魔宮NYパワーによりドライブが!
一方、今作 アクナーテン Akhnaten
彼が作曲した3つ目の オペラのうちの最後のもの。
特徴的なのは、
第1作:浜辺のアインシュタイン
第2作:サティアグラハ
と違い、
第3作:アクナーテン は前2作と違い、時代が古代エジプト、だということ!
20世紀なアインシュタイン、ガンジーときて、一気に「紀元前」に飛んでるところが実に挑戦的。
当ブログ的な解釈でいうと、彼の「刻々と変化する反復」は「エネルギーの渦」
このためどちらかといえば、20世紀な内容の方が合っているように感じた。
が、ここは感覚的に、重要な解釈どころ。
ご興味ある向きには映画館でご確認いただきたい!
蛇足:
もうひとつ今回のプロダクションで特徴的な点が。
「ジャグリング」を演出に取り込んでいる。
ここも当ブログ的解釈はある、がノーコメント(笑)