「EDWARD HOPPER’S NY」~ その(11)~ です。
2度目のホイットニースタジオクラブ(のちのホイットニー美術館)での個展が成功し、彼の活動が軌道に乗り始める。
先の、その時点で最高の価格で売れた作品 = Two of the Aisle 1927 だけでなく、この年は充実の年。
写真は、Automat 1927
Automat は当時のNYで30店以上以上あった「自動販売機」を並べ、それをイートインする飲食店。
よく見られる景色
つまりこれも、先の「劇場モチーフ」のように、ホッパー自身が惹かれるNYの景色を描いたもの。
当時の評論家もこのテーマ選択に彼のオリジナリティを見出し、”much more modern” と評している。
~ その(12)~ に続く
~ その(1)~ からスタート