リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

サプライズ! 入浴しながら美術館に行ける家庭そして国

2006-12-24 10:10:35 | Weblog
昨日、微温浴しながらバスタブの写真を見て思い出したことがある。

昔は、内風呂がなく銭湯に行っていたことがある。
今頃(冬)の銭湯は、入っているときはいいが、家に帰るまでに湯冷めして寒くて仕方がない。
だが、夏は楽しかった。

風呂から上がったあとのアイスキャンデーがおいしかったのだ。
よく冷えたラムネもおいしかった。

父の背中を流したり、よその大人に叱られたり・・・。
家族で通って楽しかったことを覚えている。

今はスーパー銭湯がある。
食事も出来るし、マッサージ、床屋とどんどん便利になる。

しかし、スーパー銭湯にない物が一つある。
それは、ペンキ絵だ。

たいてい、富士山だったが、三陸海岸の断崖絶壁と海なんかもあった。
昔は、そんなに豊かではなかったから、冨士山や三陸海岸など実際に見ることはなかった。

しかし、銭湯に行くと湯船の背景に大きくペンキ絵が描かれていて、知らない風景に見入ったこともある。

バスタブの自分の写真を見ていて、ペンキ絵と同じじゃないかと気づいた。
そう、リフレッシュ効果なのだ。

そこには、日常のようでいて、日常とは少し違う非日常がある。

ペンキ絵は庶民にとって、実に気の利いた心遣いだ。
同時に子どもの頃から、壁いっぱいの巨大な絵を見て、これが人間が描いたには違いないが、よく描いたものだという”サプライズ”もあった。
そして、いつかは行ってみたいなという夢もあった。
さらに、絵心もくすぐった。

私が写真が好きなのも、ひょっとするとその影響が少しあるかもしれない。

実際に三陸海岸へは大学時代にいった。
確かにすごいが、比べると銭湯のペンキ絵の方が群を抜いてサプライズ
入浴しながら美術館に行ける国なんてほかにあるだろうか?

子ども心のサプライズは実に影響が大きい。
システムバスのフォトギャラリーもいいが、ペンキ絵も素晴らしい
そして、両方とも時々かえることができる。
事実、ペンキ絵は、時々違う風景になっていた。
そして、銭湯によっても違っていて、それも楽しみの一つだった。



パリのルーブル美術館は素晴らしい。
といっても他の外国の美術館は行ったことがないから知らない。

美術の教科書や美術全集に出てくる作品はほとんど、ルーブルにあるといっていいくらい。
ミロのビーナスなどいちいち作品の名をあげられないくらい。
とにかく、壁一面に所狭しと名画がいっぱいに貼ってある(私の感覚)。
とても1日では見て回れない。
機会があれば、ぜひまた行きたい場所の一つである。

ただ、大人にはサプライズでも、子どもにはサプライズではないのではないか?
本当にサプライズなのは、ペンキ絵などがごく日常的にあることだと思う。



私の当面のサプライズは、A3のプリンタで印刷して、それが入るフレームに入れて、ニコンD80の1000万画素をフルに生かしたバスギャラリーをつくること。

面白そう

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