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太田川での友釣り

2012-07-02 10:36:52 | ブログ

Dsc_00831日(日) 広島清流会の定例会を、津伏の堰堤下で行いました

あいにくの雨が・・・

6時集合6時30分から、匹数の競技に入りました

オトリを受け取り、さてこの辺でと思っていたら・・・殆どの方が、オトリ配布周辺へ陣をひきました

仕方なく、一番遠い場所まで大石ゴロゴロの河原を慎重に下り、瀬落ちの開きに入りました

ハナカンを付け、サカサを打ってオトリを送り出すと・・・

元気良く泳いで沖に出てくれましたが・・・・

色白のポッチャリさんのオトリは、川底を泳ぐのでなく少し浮いた状態でスーィスーィと・・・・

30分後まだ元気なオトリを回収、ハリ交換と思いきや

全く針先が、痛んでいない!

オトリが、中層を泳いでいる・・これは難儀なオトリやと思いつつ、またまた送り出した

1時間経っても全く掛からず!だんだんと攻めの釣りに移行したが・・・・

上にいたメンバーが下りてきて、オトリへの不満を言ってきた

「オトリ鮎が悪いのではなく、養殖鮎を調教飼育することをしていないだけ」

オトリとして販売するには?????と、話した

通常各地のオトリ用に養殖している養殖池では、販売数量を見越して次の作業を行う

①エサ切り・・・最低4日くらいエサを与えない

②同時に流れを付けた水槽に入れ、尾ビレを使って底に潜る調教をする

③できるだけ天然色に近づけるように、飼料や環境を調整する

(この作業は食用としてでなく、オトリ用として専用池を管理する必要があります)

各地の養殖池では行われている作業だが、このオトリは食用に飼育されている鮎で、オトリとして不適と言わざるを得ない

こんなオトリを使っていては、中々掛からない・・・面白くない・・・鮎が掛からないとクレームがあるはずだが・・

実際、今年の太田川には鮎がいるが、下流を除いて友釣り区間に殆ど釣人が見えない

とても残念な事だ

ちょっとした手間なのだが、やるとやらないでは川に行く釣人の数が違うのだが

さて、下に下ったメンバーがどうにかこうにか2匹掛けたので、私と場所交代をしてもらった

下に入って瀬のヨレで待っていると、竿に反応が伝わった

口掛かりで、タモに入れた途端、即死

20cmの野鮎の脳天を、ハリが貫いていた

折角の・・掛かり鮎なのだがと落胆していると、橋の横に設置しているスピーカーから警報音が鳴った

しかし、民家方向へスピーカーが向いているので、川音に消され声は全く聞き取れない

なんだろうなと思いつつ、水面を確認、まだ増水の気配は見られない

もう一箇所ここぞと思う場所に、最初に使っていたオトリを入れたら・・

運良く18cmの野アユが掛かった

引き抜いたら、後から拍手・・・

メンバーが、迎えに来てくれたのだ

さっきの警報で、全員上がったそうだ

今回の定例会は、掛けた野鮎に一度もハナカンを通さず終わってしまった

結果は、ハンディ-10で+4=-6匹・・ゴルフのマイナスはgoodだが

結果は、オトリを配った周辺のメンバーが8匹掛けて優勝

オトリさえ良かったら、と思いつつ帰宅しました