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人生も色々

2018-04-21 10:44:38 | ブログ
ハリ屋の息子に生まれ・・・
大学進学よりハリの機械操作を覚えたいと思っていた高校1年
親戚の叔父がやってきて、「大学に入ったら勉強やらんでも良いから、大学だけは行っとけ・・・」
膝詰め談判で決定してしまった
進学のための勉強は、まったくしていない
高校は卒業できれば良いと思っていたので、英語はまったくダメ
英文法なんてチンプンカンプン・・・先生の教え方が悪いのでなくやる気が・・・
大体、中学入学時に近所の世話好きおっさんが、ワザワザと「聞きに行ったら落ち取ったから入れこんどったで・・・」
望クラブのお世話していた方なので、力があったのだろう・・
で、失望の中・・・中学入学・・・落ちこぼれの滑り込み・・いやいや裏口入学???
勉強する気持ちにまったくなれない、落ちこぼれ人生が始まった
夏休みで、家庭訪問があった
先生が親に「入学成績は上位7番だったのに勉強する態度ではない・・・・」
えええええええ・・・余計なお世話好きの近所のおっさん、名前を勘違いしいたようだ
しかし、もう遅い
最初の段階で知らないといけない初級部分を、まったく上の空で聞いていない
授業中は、好きな推理小説を読みふけっていた
家に帰っても教科書は開いた事がない
私の人生を狂わした一回目の出来事
勉強を取り戻そうとしても、最初がわからないので根本的に理解できない日々が続いた
で、大学なんて無理無理という頭になっていた訳
叔父には、厳しさで有名?な家庭教師を紹介された
同級の従兄弟も一緒に、我家で苦しく辛い日が始まった
私達だけではなかった・・母親にも相当のプレッシャー【先生が来られる日は、胃が痛くなるほど】を与えていた
でないと、先生の前だけで、勉強は終わってしまう?事を先生は理解していたからだ
英語の勉強は、なんとガリバー旅行記の翻訳
大体のストーリーは頭に入っているので、何となく読めるが、判らない単語が山のようにでてくる
しかし、訳とストーリーが一致しない
翻訳者は、ストーリーを念頭にニュアンス・・・判りやすく翻訳している事が判った
教科書の英訳は、つまらないが、小説訳は楽しくなった
つづいてピノキオ、アリスの不思議な世界・・と続いた
教科書英語も、段々と意味が読めるようになった
古文の五段階活用・だったかな・・日本語て面白いと思えるようになった
特に漢文は読めた・・英語と余り替わらない??
政経は、新聞大好き人間には、大好きの分野
ここまで書けば、優秀な人間と思われるだろうが、過去と比べてだ
大学試験の季節がやってきた
滑り止めに?駒澤大学を当時の広陵学園で受験・・・見事合格
本命は日大のどこでも・・・今のところ従兄弟は日大の理工、兄貴は日大商学部経営学科
何処でも・・・叔父との約束で勉強しなくていいから大学に行けば良い
その想いのままで、楽に卒業できる?学部だったらどこでも・・今考えるとただで東京で暮らせる訳でないのに
最初に受けた、日大経済学部は落ちた・・・
次に、商学部は二学科を受験
合格通知が届いたのは、兄貴と同じ学科・・・同じところか
本当は、もう一個の学科が良かったのだが・・兄弟で同じ事勉強しても面白くないし、比べられるのが嫌だった
あきらめかけていた頃、ふと工場の別の郵便箱を見ると、大きな封筒が入っていた
なんと、その学科の合格通知
入学手続きの払込金の日は、過ぎていた
これが、人生を狂わせた二回目の出来事
人生は色々と面白くしてくれる
こう思ったほうが、気が楽になる




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