新年あけましておめでとうございます。
カタログ作りが一段落しましたので、再び鹿ヶ棒の造り方の続きをします
加工した鹿角の直径より2mm弱太いサイズの箇所を切ります(太いのが良い方は、別ですが)
握ってみて丁度良い長さに切るのですが、やはり趣のある根竹が手に入ればその場所を生かすように切断します
加工した鹿角のサイズ+0.2mm太いドリルで、根竹のセンターに穴を開けます
深さは、加工した鹿角と根竹の長さとのバランスを考えて穴を開けます
先端の厚みを一定にしないと、糸で巻くときに歪になります
結構重要な作業なので、慎重にしてください
削りすぎて、何本かダメにした頃にようやくまあまあのものが、出来るようになります
使う道具はマルトのあゆ根巻糸の黒で巻くと細くて強いので、綺麗に巻けます
接着は二液の接着剤、もしくは瞬間接着剤でも良いです
煤竹風に仕上げたいのであれば、バーナーで根気よく炙り、炭化しないように注意して下さい
炭化した場合、強度低下で折れやすくなります
使わない根竹で何回か練習しないと一瞬で炭化します
但し、根竹に穴を開けて炙ると、内径が閉まって加工した鹿角が入らなくなります
無理に入れようとしたら折れたり、割れたりします
経験上、ご注意いたします
バーナーもトロトロ火が出来れば最高なのですが・・・
小学校の理科の実験で使っていた、一本口のバーナーが手に入れば・・・
加工した鹿角が根竹に入る長さだけ、あゆ根巻糸で巻いて接着剤を付け穴に挿入します
二液の場合は、固まるまで時間が掛かります
また、あゆ根巻糸の巻く太さは、開けた穴とのマッチングが大切です
続く・・・
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