1日(日) 広島清流会の定例会を、津伏の堰堤下で行いました
あいにくの雨が・・・
6時集合6時30分から、匹数の競技に入りました
オトリを受け取り、さてこの辺でと思っていたら・・・殆どの方が、オトリ配布周辺へ陣をひきました
仕方なく、一番遠い場所まで大石ゴロゴロの河原を慎重に下り、瀬落ちの開きに入りました
ハナカンを付け、サカサを打ってオトリを送り出すと・・・
元気良く泳いで沖に出てくれましたが・・・・
色白のポッチャリさんのオトリは、川底を泳ぐのでなく少し浮いた状態でスーィスーィと・・・・
30分後まだ元気なオトリを回収、ハリ交換と思いきや
全く針先が、痛んでいない!
オトリが、中層を泳いでいる・・これは難儀なオトリやと思いつつ、またまた送り出した
1時間経っても全く掛からず!だんだんと攻めの釣りに移行したが・・・・
上にいたメンバーが下りてきて、オトリへの不満を言ってきた
「オトリ鮎が悪いのではなく、養殖鮎を調教飼育することをしていないだけ」
オトリとして販売するには?????と、話した
通常各地のオトリ用に養殖している養殖池では、販売数量を見越して次の作業を行う
①エサ切り・・・最低4日くらいエサを与えない
②同時に流れを付けた水槽に入れ、尾ビレを使って底に潜る調教をする
③できるだけ天然色に近づけるように、飼料や環境を調整する
(この作業は食用としてでなく、オトリ用として専用池を管理する必要があります)
各地の養殖池では行われている作業だが、このオトリは食用に飼育されている鮎で、オトリとして不適と言わざるを得ない
こんなオトリを使っていては、中々掛からない・・・面白くない・・・鮎が掛からないとクレームがあるはずだが・・
実際、今年の太田川には鮎がいるが、下流を除いて友釣り区間に殆ど釣人が見えない
とても残念な事だ
ちょっとした手間なのだが、やるとやらないでは川に行く釣人の数が違うのだが
さて、下に下ったメンバーがどうにかこうにか2匹掛けたので、私と場所交代をしてもらった
下に入って瀬のヨレで待っていると、竿に反応が伝わった
口掛かりで、タモに入れた途端、即死
20cmの野鮎の脳天を、ハリが貫いていた
折角の・・掛かり鮎なのだがと落胆していると、橋の横に設置しているスピーカーから警報音が鳴った
しかし、民家方向へスピーカーが向いているので、川音に消され声は全く聞き取れない
なんだろうなと思いつつ、水面を確認、まだ増水の気配は見られない
もう一箇所ここぞと思う場所に、最初に使っていたオトリを入れたら・・
運良く18cmの野アユが掛かった
引き抜いたら、後から拍手・・・
メンバーが、迎えに来てくれたのだ
さっきの警報で、全員上がったそうだ
今回の定例会は、掛けた野鮎に一度もハナカンを通さず終わってしまった
結果は、ハンディ-10で+4=-6匹・・ゴルフのマイナスはgoodだが
結果は、オトリを配った周辺のメンバーが8匹掛けて優勝
オトリさえ良かったら、と思いつつ帰宅しました