○…なかなか続きを書く時間もなく、平日月曜に突入したまま突貫工事の毎日である。SHOCKも本場東京帝国劇場で始まったね。そして節分にして寒波。福岡市内のうちの近所付近は平地なので、まだ路面が乾いてるから凍結しなくてよいが。まずしばらくは一日一日、こつこつ行くことにする。(※ラーメン暖暮にて、普通のラーメンをいただいているキイロイトリ)
本日のBGM:
江戸の牙 EDテーマ「ふたりづれ」(歌・天知茂) (月~金 時代劇チャンネル 6:00~)
この寒波の中、先月から平日は毎朝6時から天知茂だ。豪華というか濃い(笑)。朝は忙しくて見てられないとしても、夜22時とか残業後に帰って、寝る前に見ると。「あなた、江戸の牙を知ってますか」ロンドンより過密都市の1837年。いなせな剣の旦那。二刀流。素浪人な若林豪。おひょいバズーカ。暴れる二郎さん。ハンドクラップ。まだペーペーでしょうゆ顔の少年京本政樹。毎回ウケるゲストの豪華さ。それはともかく、自分がリアルタイムで見ていた「新必殺仕事人」から「J9シリーズ」「未来警察ウラシマン」といい、「80年代前半のテレビ時代劇とテレビアニメ」というのはなんだか無闇に「ふんだんに」「奮っていた」と思う。このような「昭和後期のものづくりの豊饒」の余裕の文化の時代に育って、自分は幸せであった。しかし現代劇にしてあまりにも様式化された当時の土曜ワイドの明智先生の変装の顔のはがし方にはちょっと照れるとしても、「座頭市物語」「眠狂四郎無頼剣」の例えを待つまでもなく時代劇の天知茂の殺陣の捌き方はかっこいい。まだ細い若い頃の新東宝のギャングのマシンガンより合うし、「刀ががっと入ってる」感じがする。三船プロの時代劇は破れ傘刀舟先生もいいけど本格娯楽タッチだ。このまるで特撮実写みたいなアクション番組のある種の様式美の快楽を、時代劇なき平成の現代の地上波テレビで辛うじて担っているのが、まさしく実家の保育園児も夢中な何とか戦隊何とかジャーとか仮面ライダー何とか、なんじゃないか(テイストは近いから、上様とオーズの競演は全然驚かないね)とつくづく思うことがある。(20120203)
