「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120819

2012-08-19 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その2)その近代化遺産・登録有形文化財の旧第四銀行住吉町支店の向かいに建つのが、現在の新潟市歴史博物館〔平成16年(2004)〕。一見、「ええっ」何ごと?と思うようなお屋敷みたいな建物だが、この歴史博物館のことを愛称・みなとぴあって言うのだそうだ。


 この建物は、かつての二代目新潟市役所庁舎〔明治44年(1911)〕の外観デザインをモチーフにして設計されたそうである。
 

  
 隣の旧第四銀行の窓から覗くと、ちょっとした幾何学的な?景も楽しめる。旧市役所庁舎前にあったという新潟の「堀」と柳も再現してみた、という感じの水路の前で休憩するキイロイトリ「…スズシゲニ ミエルケド ジツハ アツイ><」

  
 自分が子供の頃から世話になっていて今も記憶に残る、柾谷小路角の四代目・新潟市役所庁舎の方は、ほんっとに現代的「四角いビル」だったイメージだった。また、もう一つ記憶に残っているあの「前の県庁」(※現在の「新潟市役所」の場所にあった。だから新潟交通バス路線の昔の「県庁前」行きがその後「市役所前」という名称になってしまって、帰省の度に戸惑ったものである)なんて、新潟県は保存もせずぶっ壊して、川向こうに新しいの作っちゃってたのではなかったか(←しつこく言う)。そんな恨み?があるもんだから、ここへ来て数年前あたりからこのような「近代建築再現」をするなんてセンスがあるとはあまり思っていなかったといってもいい。数年前、初めてここに来た時「…いきなりこんな洋館作っちゃって、新潟市ってどうしちゃったんだろう?」とちょっと意外に思ったほどだ(勝手な感想ですんません)。

 それに、今回歴史博物館に来たら、去年までなかった出版物『にいがたの近代建築』図録(!!)なるものが販売されているではないですか!なんとこの2012年4~6月に企画展が催されたらしい。おお、新潟でもそぞろにムーブメントが起こっておるぞww。昨年小生もたれぱんだもちょっと歩いてこの「別室」に記しておいたが、こうしてささやかながらもちょっとずつ話題にしておけば、どこかで何らかにつながるかもしれないので、レスポンスとして書いておきましょう!
 もちろんガイドブックとして一冊買いました(※できれば概念図でいいから略地図がついてるとよかったな…)。なお、ここの博物館にあった新潟市の古写真等の図録の解説で、やっと新潟市の新しい「区」の割り位置がわかったのであります(地元の家族が実をいうと男女とも「地図を読めない人たち」が多く、「どこが何区なのか」な話を聞いても、今一つよくわからなかったのだw)

散策中のBGM:
 Mancunian Way / Take That (「Beautiful World」)
 そうか嵐のアルバム(2011、持ってないけど…)の題名も同じ名なのか(笑)ほんとは結構ひそかに影響力あるんじゃないの(爆)なんてことは別にともかくとしてw、傑作を聴き進んでいくと脳内inputされてく曲数が増える。このおくゆかしきvocalの風情♪。LIVE盤でTTが「Manchester!」って叫んでるのは、L'Arcが京セラで大阪!って叫んでるようなhometownな気分なのかもしれないな、とふと気づいた。(20120819)
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