「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120822

2012-08-22 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その4)自分は近年県外、しかも九州にいてよく知らなかったが、その後いろいろ調べてみると「新潟まち遺産の会」の活動など、ここ10年位で随分意識が高まってきているらしく、そうしたことがこういう近代化遺産の保存に反映されているようなのである。そこで今回は、歴史博物館で購入した「にいがたの近代建築」を道案内に、早速新潟の「下」の方を、たれぱんだたちと歩いてみることにする。ページを開いてみると、自分も通りかかって「あれ、何かな?」と思ったことのある建物も、ちらほら載っているから、今回行けるところに行ってみようという次第。旧税関は相当「下」の方にあるので、「上」の方すなわち柾谷小路方向へ、すなわち上大川前通や本町通の○番地の「数が多い」方(下)から、「数が少ない方」(上)へと戻っていきながら探す(それと、とにかく柾谷小路に戻れば、バスに乗りやすくて帰りやすい)。

  
  
 上大川前通12番町の小澤家住宅〔明治13年(1880)~〕は、江戸時代に米屋、明治に廻船業その他を営んだ大きな商家「北前船の来る店」で、新潟の政財界にも影響を及ぼした小澤家の店舗と住居である。この一帯では最も古い町屋が保存されているとか。キイロイトリ「ノレンハ、「マル」ニ「小」ノ ジ デスネ」。この日も、中でいろいろイベント準備中の様子でした。中の日本庭園も美しかったので、むすび丸で記念撮影してみました。

    

 この一帯をちょっと歩いただけでも、かなり「ある」。近くには、納豆や麹の老舗・渡辺益二商店や、清廣刃物製作所 などの、大正~昭和初期頃と思われる風情ある木造の町屋が続く。そしてそういう空間には練達した職人や商人がいるはず。(うーむ確かに、「若松」を歩いた時の既視感につながるdeepさが、「下(しも)」にあるぞ!と、まざまざと思い出した。)
 ちなみに小生も、幼少期は昭和3年築の木造平屋建ての町屋で生まれ育ったし、小学校の時に遊びに行った近所の友達の家もこんな感じの木造の板張りの長屋だったりした。いうなら「天才バカボン」や「巨人の星」に出てくる町屋の背景というか(それと比べりゃ新しい「ドラえもん」の各戸一戸建ては、新興住宅地マイホームな感じがするなあ…)。

本日のBGM:
 Happy Now / Take That (「Progress」)
 「黄色い方」では、こういうトレバー・ホーンみたいなノリのテンションが好きだ♪(日本の邦楽や歌謡曲ではなかなか得られない、こういう「じわじわくるw」コード進行を求めて洋楽を聴くのである)。というか、あろうことか検索途中のyoutubeで、テイク・ザットならぬ「Fake That」を見てしまった(元ネタが有名だから全部判る上に、Makingまで見ちゃったじゃないか・笑)。そのために、この曲が急速に刷り込まれてしまったといってもいい。いかにチャリティ企画(日本のどっかの民放局のマラソン企画とかよか、よっぽどいい)だとはいっても、だいたいこれが出たのは去年の東北大震災の頃だと思うから、その頃の日本国内の雰囲気から考えて、こういう底抜けものはほとんど日本に紹介されてないんじゃなかろうか…とも思う。ペット・ショップ・ボーイズの「I'm With Stupid」のMVなどといい、イギリス人ってほんっっっとに、こーゆー胸焼けというか酸欠になりそうな、こってこてのやつ(再現率自重w)を、命かけて作るよね(凄まじい愛情というべきか。日本でこれに対抗できるのは、「ハッチポッチステーション」のグッチさんの洋楽パロぐらいなものであろうw)。もう、アラン・カー(マーク役)の実写版きんどーさん(※「マカロニほうれん荘」)みたいな「ぷんぷん!失礼しちゃうわっ!」(←ほんとにそういう動きなので、日本語じゃなくてもとってもわかりやすいw)って感じの「くねり方」とか、ジェームズ・コーデンの「腹」(爆)とかが脳裏に焼き付いてしまい、「Pray」のMVを噴かずには思い出せない(申し訳ない><)ww。(20120822)
コメント