「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120825

2012-08-25 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その7)形は古いのに補修の具合が新しいようにも見える…こんな建物ありましたっけ?とキイロイトリもいぶかる後ろの建物は、大正時代の総二階木造住宅を近年、上大川前10番町に移築保存したという新潟絵屋ギャラリーだそうだ。そういう歴史文化的な動きがそぞろに、新潟でもだんだん起こってきていたのか…思えば田中角栄の列島改造論の何でも開発開発の時代もはるか過去となり、しかしなんだかよくわからない「政令指定都市」化とかいって妙に大々的に合併したりして、随分内陸部も含めて「新潟」そのものが変わってきてるから、殺風景化と反省とが同居するような中、ここらでどうやら自覚的に歴史的見直しが行われてるってことなんだろうか?
 
   
 古町通10番町のアーケードにある吉野印刷〔大正5年(1916)〕も新潟市内では有名な近代化遺産で、「吉野活版所」の文字の見えるモダンな白い洋館。コンクリートのように見えるが実はモルタルで、大正時代から市内初のエレベーターが設置されていたとのこと。向かって左隣の「甘納豆」佐藤菓子店も非常に古い、大正頃の木造の店舗である。(高橋留美子先生ゆかりのお店?→観光協会のサイトの紹介

本日のBGM:
 What You Believe In / Take That (「Beautiful World」)
 東京出張中もなんとなくずっと聴いていた。Ain't No Sence in Loveからといい、こないだ書いたMancunian Wayといい、その後に続々続くナンバーといい、この盤ってBeatlesとかOasisとかみたいというか、なんだか王道的に濃いというか凄い。昔のどっちかというと「黒っぽいノリで踊れる」やつ、というのと全然イメージ違うから、昔から知る人には結構発表時に衝撃的だったんじゃないかと思う。声色が楽器なバンド、のようなものであり、シンガーソングライターなボーカルコーラスグループなわけだ。今年の盆は、こういうのを聴きながら、砂地に続く昭和の面影の残る商店街を、まだ夏休み中で人も少ない白昼の炎天下、またもや浦島太郎のようにとぼとぼ歩いていたのである。(20120825)
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