館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

F本観光で行く「沖縄」の旅・第3話。

2006-11-21 07:30:00 | 旅は続く


翌日は「高速船・クイーン座間味Ⅲ」で慶良間諸島の「座間味」に向かった。
この船・この後僕らを「はらはら、ドキドキ」させることになる。

心配した「船酔い」は無い。速度・船との一体感がそうさせたと、思う。
海は外海の青さに驚いた!まさに紺碧である。内海は黄色から青へのグラデーションが美しい。
ここを埋め立てて「米軍基地」なんて、とんでもない!と思った。
海の色・美しさで「人が呼べる」そんな場所が、幾つあるだろうか?



「トックリキワタ」の花が素敵。



座間味は米軍が沖縄侵攻の第一歩を踏んだ土地である。
僕らも、その碑の前に立った。



外海の紺碧と内海の淡さ、この時期、人は少ない。海、独り占め状態である。
まず、民宿で荷物を降ろす。午前10時にすでに部屋を使える配慮がうれしい。
海水パンツ・村のゼネラルストア(島には2軒しかない)で弁当と「ビール」を購入。日用品・食料品・酒・本・雑貨・薬・魚・ゼネラルストアなのだ!
さっそくビーチへ向かったね。



見て見て!このビーチ!
珊瑚の砕けた砂・珊瑚のかけら・キレイな貝殻・透明な海水。
たまりませんね!



f本氏はさっそく、シュノーケル咥えて、海に入っていった。
OQ氏にはお子様から「貝殻を拾ってきて」とミッションが携帯に入っていた。
ビールで乾杯後、探しまくっていた。
自然の中で「探す」は僕の得意技である。僕も一杯探した。
で、お世話になっているOQ氏に沢山分けたのだ。



何十年ぶりかに、海に浸かったのだ!気持ちいいぞ~
で、おにぎり(スパムとレタスが挟んである)とビールは旨かった。



f本氏は魚と化していた。OQ氏は景色を堪能し、貝拾いに余念が無い。
Z氏は宿でくつろいでいた。
昼時、僕は先にビーチを後にし、Z氏を誘って、島の食堂にしけこんだ。
生でしょう?
夏の気候に、旨いつまみと生ビール以外に考え付かない。
例の「へちまのチャンプルー」でだらだら飲んだ。
仕上げはこの店自慢の(品書きが特別多く貼られていた)「海ぶどん」を食べた。
こちらならではの「うみぶどう」と言う海草と魚のトッピングが酢飯にもられ、沖縄海鮮丼ってとこである。先ほどのおにぎりが利いて、ご飯を少し残したのが、悔やまれる。



午後はマッタリ過ごした。f本氏は屋上のリクライニングシートで、日光浴と読書、Z氏とOQ氏はごろごろしていた。

僕は、ゼネラルストアで氷(量り売りで100円・それで、40個ほどの氷・安い!)を買ってきて、泡盛をのみ続けたのだ。幸せ!
つまみのイカは資料館の側の、小さな、おばちゃんの遣ってる店で購入しておいたもの。



夕飯後、船着場で「ダイビングで撮った写真」の映写会と出し物があると言うので、見学に行った。
映写では、さんご礁の魚達を沢山見れた。美しかった。

で、地元の愛好会の「フラダンス」である。
若いオネーチャンがすんばらしいーーーかった。

この後、若い演奏家達の音楽・最後はサンシンでの島歌だったらしいが、僕は1人でフラの後帰って、シャワー、そして布団にもぐったのだ。
おやすみー!



朝6時起床。f本氏と反対側の海岸をお散歩した。
岩礁のくぼみには、小魚・かにさんである。岩場には貝やヤドカリが動いていた。
白い砂・ここには白い珊瑚のかけらが一杯だった。
「このままさ、ふねが欠航になって、あと1日なんていいね・・」
とほんと、そんな会話したのよ・・・

まさかなあ・・・その後の展開・・・・あせったね。

写真は「朝焼け」の座間味である。



朝食は7時、食べた後、外のベンチでこれまた「マッタリ」喫煙などしていた。
村内放送が流れる。
「本日シケのため、高速船クイーン座間味は終日欠航します」

これからが、大変だった。10時発・11時に那覇、そのご2時の飛行機がとってあった。

フェリーは出る。が、2時座間味発である。
僕は、もう1日那覇・・・もう1度与世山さんか??!と半ばあきらめていた。

f本氏は粘り腰だった。

上手くすれば、隣の阿嘉島からセスナをチャーターできる。そうすれば、2時の飛行機に間に合う。

町役場とのアクセス(民宿の若いおにいちゃんが活躍してくれた)、しかし、同じ考えの方は多かった。
僕らは2時のセスナと告げられた。(この間1時間・実に長かった)

民宿のパソコンで、ブログに状況を記事。

結局・フェリーしかない。欠航証明で、たぶんJALは便を変更してくれるでしょう」のアドバイスなどあって、払い戻し・フェリー切符の購入を行った。



10月は毎週キノコだった。11月すぐ「飛騨高山」だった。間髪入れず「JAZZライブ」で、沖縄。
女房のたたりか?いや、優しく「行ってらっしゃい(かえってこなくていいよ、だったか?)」と言ってくれた。

錯綜する想いに、僕は海に向かって「反省」をしたのだった。



まあ。そうと決まれば、昼時「はらが減る」。フェリーは2時である。
フェリーでシケの海。ゼネラルストアで「酔い止め」を購入し、食堂に向かった。

前日お隣りさんが食べていた「やきそば」が旨そうだった。

生とイカの刺身。これは必須である。

このやきそば、沖縄ソバの麺をやきそばにしたものだった。
これが、旨い!硬い食感がバツグンに合う。
沖縄そばより旨いかも?!機会があったら、これだな!



30分前に「酔い止め」服用。フェリーはやっぱり、気持ち悪かった。
那覇が見えて、ホッとした。



たそがれの、空港である。6時発だった。あのゴタゴタでかなり疲れた。
バスも最終。家に12時に着いた。

疲れはあった。しかしそれ以上の、充実感である。
沖縄を反芻しながら、家で「酒」を飲んだ。色々思い出しながら、初冬の寒い我が街で冷えた体が温まるまで酒を流し込んだ。
また、行きたいね。
f本観光様!ありがとうございました。



僕より早く、「宅急便」で「おみやげ」は届いていた。

ご家族の皆様に、喜ばれた。
気が付くと、泡盛も、沢山あった。
こんなに、買ったっけ?
コメント (16)
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