昨日、今日と早朝ウォーキングに出ている。
6時前には家を出て、近くの公園を40~50分歩く。
少し前まで歩き始めはまだ暗く、ダ〇ソーで買った小さな懐中電灯を腰からぶら下げていた。
コロナウイルスの影響で家に閉じこもっていると、気持ちが鬱々としてくる。
早朝の外気を体中で感じるのは、本当に気持ちが良い。
今の季節、沈丁花の香が心に染みる。
昔、むか~し、幼いころ、私は二間の小さな古い家に両親、兄と住んでいた。
玄関先に沈丁花が植えてあった。
母は些細な事で激怒し、私を叩き、裸足のまま外に追い出した。
玄関先に何時間も立たされていた。
寒く、冷たい雨が降っていた。沈丁花の香だけが私を慰めてくれた。
この花の香りがすると、小学校に上がる前の、小さな自分がポツンと立っている姿が思い浮かぶ。
私は泣いていない。子供の頃は、けっして泣かない子だった。
悲しさや寂しさを、薄い手のひらの中でぎゅうと握りしめていた。
沈丁花
花言葉は「栄光」「不死」「不滅」
6時前には家を出て、近くの公園を40~50分歩く。
少し前まで歩き始めはまだ暗く、ダ〇ソーで買った小さな懐中電灯を腰からぶら下げていた。
コロナウイルスの影響で家に閉じこもっていると、気持ちが鬱々としてくる。
早朝の外気を体中で感じるのは、本当に気持ちが良い。
今の季節、沈丁花の香が心に染みる。
昔、むか~し、幼いころ、私は二間の小さな古い家に両親、兄と住んでいた。
玄関先に沈丁花が植えてあった。
母は些細な事で激怒し、私を叩き、裸足のまま外に追い出した。
玄関先に何時間も立たされていた。
寒く、冷たい雨が降っていた。沈丁花の香だけが私を慰めてくれた。
この花の香りがすると、小学校に上がる前の、小さな自分がポツンと立っている姿が思い浮かぶ。
私は泣いていない。子供の頃は、けっして泣かない子だった。
悲しさや寂しさを、薄い手のひらの中でぎゅうと握りしめていた。
沈丁花
花言葉は「栄光」「不死」「不滅」