映画「ひまわり」

ロシアのウクライナ侵攻により1970年に公開されたイタリア映画「ひまわり」が再び注目されているようだ。

懐かしい、、、中学生の頃、自宅近くの名画座で見た。
ロードショウ公開から少し遅れて上映される。500円くらいで朝から夕方まで3本の映画が見られる。
あの頃はDVDレンタルショップもないし、ぽちっとクリック一つで好きな映画見放題なんて夢のまた夢。
おにぎり2個と水筒に麦茶を入れて(「ペットボトル」なんてしゃれたものはなかった)1日中大きなスクリーンに夢中になっていた。

様々な映画館を巡って来たであろうフィルムはパチパチと傷つき(私たちは「フィルムに雨が降る」と言っていた)時々途中で切れて真っ白になる。
「少々お待ち下さい」と場内アナウンスされ、続きが始まるなんてこともあった。

これからこの映画を見ようとしている方もいると思うので、内容は書かない。
当時ソビエト連邦であったウクライナで、ヨーロッパ映画の撮影が行われた事が大きな話題となった。

戦争の被害を被るのはいつも、普通の生活を営んでいる人たちである。