6月は、私の愛しい愛しい猫が逝ってしまった月。
今年で6年。今でも思い出すと涙が出てくる。
「愛」という不確かなものを、具現化してくれたただ一つの存在だった。
「ありのままに生きる」とか「今を生きる」とか最も難しいことを、さらっとやっていた。(そう思っていたのは私だけで彼女は、一生懸命努力していたかもしれない、、、)
老いていく姿も美しかった。年を重ねて大好きな押入れの上段に上がれなくなると
「ねえちょっと、私を抱っこして上に上げてくれない?」と「みゃあ〜」と鳴く。
降りたくなったらまた鳴いて「ちょっと降ろしてくれる?」
私は下僕なので「はい、は〜い」と、すっ飛んでいく。
一度、あまりに繰り返すので「ねえ、私に対して『申し訳ないな〜』とか、思わないの?」と聞いたら「しょうがないでしょう〜私、年取ったんだから、、、」って顔をしていた。
アンチエイジングなんて、まったく考えない。やせ我慢なんかしない。そして甘え上手。
私は彼女と「共依存」していると思っていたけれど、依存していたのは私だけで彼女は「ふ、ふ〜ん」って、ほくそ笑んでいたのかも。
それでも大好き。私もあんなふうに生きたい。
この記事を上げるのに、2日もかかってしまった。
体調は天気によって左右される。
まぁいいや〜。これからもゆっくりやって行こう。