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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

朝日桜酒造 100814

2016年05月11日 05時11分45秒 | Weblog
朝日桜酒造 100814
 「朝日桜」は住吉2丁目11番(住吉56番地)にあって、かつて操業していた酒造会社です。
 昭和44年当時、年間3200石といいますから、1.8リットル瓶で32万本の出荷ということになります。ひょっとすると、福司の生産量をうわまわっていたかもしれないという量なのです.
 現在は創業跡地がそのままの姿で残されています。



酒造元
 朝日酒造合資会社というところです。創業は昭和6年。深谷助太郎という方が初代で。
 1970年頃、深谷清五郎さんという方が継承されていました。社長とそのご家族、つまり一族で固めた会社であったとされています。
 銘柄に「大桜(おおさくら?)」(昭和39年)、「黄金摩周(おうごんましゅう)(同40年)、「春一番」「王冠摩周」といった新種をあいついで開発、世に送ったとされています。
 
 1969年のことですが、「釧路市開基百年」という行事の行われた年でありましたけれども、その時点で会社のめざしたものは「やつぎ早に新酒を編み出し深谷氏らしいアイデアと味で、愛飲家(あいいんか)に迎えられた」と、紹介されています。
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