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地域密着、貢献度も高いはずながら 空知・米どころの短期高等教育250202

2025年02月08日 10時50分34秒 | 季節
 地域密着、貢献度も高いはずながら 空知・米どころの短期高等教育250202

 掲示画像は25年2月2日に北海道内で主に読まれている新聞の記事。
 空知国は米どころ。その地で「産消協働=さんしょうきょうどう」の中核にあったのでは。
 そう思わせる短期高等教育機関に「26年度末閉校」の報道があった。

 「農学ビジネス学科(定員170人)の2,026年度以降の募集を停止」と発表。
 もう一学科あった保育科(定員70人)は昨年4月で募集停止しており、本年4月に入学する学生が修了することを最後に、閉校の決定をした。
 そういうことであろう。因みに24年4月で農学ビジネス科に23年度52人(註 定員充足=30.6%)、24年度入学者は保育科43人(註 同=61.4%).

その<農学ビジネス科の25年4月に入学志願者の低調>が、閉校決断の要因と伝えられている。
 立地する深川市は1万8819人(24年10月末)。同時期は周辺の空知国に259,73人、隣接する上川国に456,67を擁していた。
 入学者に地元出身者が多く、また、その多くが地元就職を希望する短期高等教育機関に学ぶ学生たち。

 そこで思い浮かべるのは「米どころ・空知」の「産消協働のポリシー」。
 それを実感させてくれたのが、深川駅構内に設けられていた深川物産館の存在。
 深川物産館は平成9=1,996年4月のオープン。「深川の特産品=買える」「ご当地グルメ=食べる」「深川の楽しみ方=遊び」を、揃える。
 https://www.city.fukagawa.lg.jp/kankou/pages2/ne5dau0000000ajg.html

 深川物産館から実に見事な「産消協働」を読み取り、経済のみならず食文化のポリシーの高さを読み取ったものだ。
 そこに短期高等教育機関がどれほど関わったか。そこは明確ではないが、高等教育機関をとりまくポリシーの高さ。
 そこに「農学ビジネス学科」が保育科を差し置いて<持続してきた意味>を、実感している。

 地域と短期高等教育機関の枠組み。
 ある意味、そのモデルケースであるような地域にあっても、教育機関を支えきれぬか。
 深く思いめぐらす点が、多いのだ。
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