豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

シエイクスピア 喜劇 8 十二夜 その一

2016年07月18日 | 今日の美女
 ジョン・ウイリアム・ライトの「シェイクスピアのヒロイン」の再開。
 このブログは、既述したようにドラマの内容についての記事ではなく女性の「絵姿を観る」のが狙いなので、説明不十分であることはご容赦願いたい。

 「十二夜」というタイトルはクリスマスシーズンの最終日らしいが劇中には直接関連する事柄はないようである。

 まずは、ライトの描いた三名のヒロイン。
   Viola ( Cesario )                    Olivia  伯爵家を継ぐ姫                Maria  オリヴィアの侍女
    

◎ ヴィオラ 船の難破により双子の兄と離れた彼女は、男姿でセザリオと名乗り小姓としてオーシーノ公爵に仕える。
 彼女は公爵を恋するようになり公爵も可愛がってくれるが、それは「美少年セザリオ」としてであって、公爵の恋する相手はオリヴィアなのである。
                        Frederick Richard Pickersgill   
      

◎ オリヴィア 兄の死による服喪を理由に公爵の求愛を拒み続ける。
  オリヴィアの肖像画は下のような喪服姿のものが多い。特に上段中央のレイトンの絵は有名である。

   Sir Thomas Francis Dicksee          Edmund Blair Leighton                     Charles Robert Leslie
    

                           William Logsdail  オリヴィア姿の貴婦人
    

               ◎ マライア 悪戯好きの女性
      


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