豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

喜多川歌麿 「婦人手業拾二工」

2020年09月18日 | 今日の美女

 新内閣発足とはいうものの、大声で叫んでいた女性の進出などもなく、男どもも「若造の爺い混じり」という有様で新鮮味に乏しい。

 女性の進出度は世界の150番目くらい、この点は世界の後退国、野蛮国で、こんな国が先進国面すれば、それこそ「雑魚のとと混じり」と言われても一言もない。

 浮世絵世界では「女ならでは夜も明けぬ」国で、それも色だけを売り物にしている訳ではない。歌麿にしても色以外の女性美を描いていることは先の母子像からも知れるが、もっと端的に働く女性の姿も描いたのがこの作品である。

裁縫師 ・ 髪結い ・ 洗い張

    

機織り ・ 糸繰り ・ 綿繰り

    

絵師 ・ 手習い師匠 ・ 押し絵師

    

手鞠作り ・ 祇園豆腐 ・ 房楊枝

※ 手鞠は趣味でなく手内職だと思う。祇園豆腐は豆腐をくしにさしてタレをつけた豆腐田楽のことらしい。

  房楊枝は 「楊の枝」の先を叩いて繊維を房状にした歯ブラシ。ただしこのタイトルは私が勝手に判断したもので違っていたらご容赦。

    

 

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