強さにはいろいろな強さがあって
喧嘩での口や腕力の強さもあれば
目には見えない強さもあると思います。
我を張る強さ と 我慢強さ。
犬ならすぐに判断できますが人間はね・・・
そして強いばかりでなく弱さや迷いも
当然あると思います。
僕の考える強さの一番は 無抵抗です。
相手に対して抵抗しないことは弱いわけじゃありません
むしろある種の勇気がなけりゃ出来ませんものね。
無抵抗だからといって 服従するわけじゃありません。
志を持ち 抵抗はしない服従もしない
それが僕の思ってる一番の強さです。
僕が腕力の喧嘩をした最後は負けたからではないんです。
負けたら悔しい・・・でも勝っても空しいのです。
僕の先生も言ってました
「憎しみや怒り、嫉妬からの行動は無意味」だと。
言葉では簡単ですがそこまで到達するのに
どれだけの時間と努力が必要だったのか・・・
怒った顔より堪える顔や悲しい顔の方が僕にはコタエます。
少ない知識と思い込みで判断すると大きな間違いを犯します。
例えば鬼子母神は途中で大きく変化しましたが
今をちゃんと見れば子供達の守り神だと分かるはずです。
言われてみれば確かに・・・
人に謝る時の言葉遣いも失敗の基になります。
「なんだ」とか「コイツ」とか「なんて失礼な奴だ」等の
言葉を使ってしまったら相手は怒りの感情で動いていると
思いますよね。
言いたかったことは人が「心を閉ざすのは怒りではなく
悲しいと思った時・・・」そう伝えたかったなら
そんな場面では汚い言葉を使っては逆の意味に相手が解釈しても
しかたのないことですね。
一番みっともないと思うことの一つに
お詫びの後で許しを乞うなんてぇのはもうみっともないの極致です。
他人事でなく僕にも今までに冗談を除けば一度だけ
経験がありますが後々軽~くしかも失礼だったと後悔しますから
経験は一度だけにしておきたいものです。
お詫びの行動なら相手に対してではなく自分の気持の分を
何も言わずに続けるだけです。
一度目は言われて気付き二度目は自分で伝え方が悪いと気付いた点が
唯一の救いと思えばいいのですかが・・・
そんな微々たる積み重ねが同じ形をしたパレットの食パンです。
これまで何十回も自分の考えた理想に近づく為に
レシピを変えてみましたが後退するよな失敗は数々あれど
飛躍的に前進した覚えは皆無で毎日毎日配合だけでなく
ミキシングやタイミングを考え続けているんです。
大きく後退、失敗はしても理想に近づくのは
僅かずつ微々たるものなんです。
盆栽水槽をボーッとして眺めながら
そんなことを考えていました。
それで?マグロを ガンジー と命名。