あまりにもの天気の良さに誘われ、当初予定していた場所から瀬戸に変更して行ってきました。
ディに母を送り出したあと、11時前という時間に出発。
この時期、本当に工事が多いですね。
片側通行が途中あり、、ローディのひとはきっとそのまま車道を案内されるんでしょうが、わたしの場合は横断歩道を渡って反対側の歩道をいってほしいという感じで促されました
微妙に…困ります
そんな感じで瀬戸に向かったわけですが、まず今回は窯垣の小径に行ってみました。
車だといつも瀬戸蔵に駐車して、いろいろと散策するのですが、窯垣の小径まで行こうと思うとちょっと距離があるんですよね。
だから、今回は自転車だったので、スイスイ~と。
まずは一番奥の本業窯へ。
4連房の登り窯です。
昔は山の斜面を利用して一度に多くの陶磁器を焼いていました。
当時の姿がそのまま残された本業窯は現在では2基しか残されておらず、大変貴重なものです。
さて、窯の中をのぞいてみると。
中の壁がテカテカしているのがわかりますか?
もうちょっとアップ。
自然釉薬、きれいです。
左下の穴から連房になっている窯にそれぞれ熱がまわるようになっています。
貴重なものをみたあと、今度は窯垣の小道を自転車を押して散策。
棚板とツク(棚板を支える柱)を利用してあります。幾可学的ですね。
本業窯から歩いてくると、この場所のちょっと先に窯垣の小径資料館(古民家を利用した資料館)があります。タイルで施された昔のお風呂やトイレをみたり、ビデオや写真などで当時の様子などを知ることができますよ。(わたしが行った時は、ちょうど水曜日だったので定休日でした)
窯垣の小径をゆっくり歩いていると、どこからか水琴窟の音が…。個人のお宅からですね
観光化され過ぎない、なかなか落ち着いて散策できる場所で、棚板とツク以外にエンゴロ(焼くときにいれておくケース)などを塀や壁などに利用されて作られているのをみたりするのも楽しいし、また
エンゴロなどはちゃんと屋号がついているので、それを歩きながらみるのもまた面白いでしょう。そして、もうひとつ窯垣の小径に行ったら、ここにも是非寄ってみるとよいでしょう。
宝泉寺
ちょうど工事中で本堂には入れませんでしたが、中には陶器でできた十六羅漢さんがズラッと…。
他に見てほしいのが、天井です。
たくさんの瀬戸物の絵付け師のひとが書いた絵が。首が少々疲れるかもしれませんが、見上げてみるとよいでしょう。
あ~今回写真が撮れなかったのが残念。
~つづく~