先日、“在宅介護者半数が高血圧”という新聞の記事が目に飛び込んできました。
実際自分がいま関わっているからこそ、気になってしまう記事なのですが。
名古屋大学の教授が2006年末から半年間かけて在宅介護者の家に行き、健康チェックと聞きとり調査をし、その結果が載っていたのです。
女性介護者の中で、高血圧者の割合は同じ年代の女性に比べて高く、また降圧剤を使用しても改善がみられず深刻な症状になりやすい傾向があるということでした。
さらにインスタント食品に頼りがちになり栄養状態も悪く、睡眠不足に悩まされているという回答。
そうそう、栄養状態はわたしはいいです、もちろん母もいいです。
ですが、昨日母はハイでしたね。とっても気分がハイ!
夜中過ぎようかというときまで、ごそごそしてました。。。
明日は病院だからといっても、、、お構いなし
母の希望もあり、睡眠導入剤を入れたはずなのに
こうなると母のことが気になり、強靭な心臓もほんの少しバクバクです
今朝は、やっぱり昨日のことが響いてか朝はグゥグゥと睡眠。
でも、診察は9時からですから。
それまでに栄養を終わらせてしまわないとっ!!
起こすのが気の毒というより、とにかく診察に行くこと優先、ちゃっちゃと準備して栄養を入れました。
トイレには行かないと言っていたのに、着替え始めたら急に行きたいと言い出し、ひぇ~時間がぁと思いつつ、トイレに連れていって介助。
とにかくバタバタでした。
それでもなんとか9時に間に合ったので大丈夫でしたが、血圧も上がりそうになりますよね。
ちょっと話が変わりますが
病院で待っている間に血圧でも計っとけばよかった、とちょっぴり思いました。
でも、計ったところでそうかぁ、くらいで終わってしまいます。
もし、わたしがひとりだけで介護しなければならないような立場だったらなおさら自分のことなんかかまってられないでしょう。
健康第一というのは重々承知。
でも、残念ですが健康を害してもやらなきゃならないようになっているのが介護だという気がしてます。
本当はそうではあってはならないはずだけど、
多くの介護者は無理をしているんですよ。
自分の体調が良くないことがわかっていても。
誰か代わって介護してくれるひとがいるわけでもなし
倒れるかもしれない…程度では助けはなかなか入りそうもないですから
ギリギリのところまで我慢しちゃうんですね。
それで、倒れてはじめてことの重大さに周りが気付くって感じじゃないのかなぁと思うんです。
そういう意味で、今回の記事なんか介護者を支援する必要性を裏付ける、、というのは確かだと思うのです。
でも、わたしの場合は、訪問看護師さんのメニューの中で介護者についてのフォローの項目も入ってます。
とはいえ、健康チェックなどというものはないですけどね。
もっと充実してくると本当はよいのでしょうけど、どうかなぁというのが本音。
来年は、同じく在宅介護しているひと同士で話せる“場”というか“時間”を少し作ろうかなと考えています。
遠くより、とにかく近所でやらないと。
介護している人なんて、外に出かけるのも難しいひとは多いですからね。
尤も、わたしも拘束される部分があるので無理のないようにやらないと。
さっ、いまから栄養剤取りに行ってきましょっと!
今回は災害時のことも含めて1週間分余分に貰う予定なので、もう3箱増えます
こういうことひとつとっても、車を運転できない方や、年配の方はどうしてるんだろう?とついつい気になってしまいます。