我が家で車いすの母を連れて公共交通機関を使ってどこかに出かけようと思うと、ふたつの選択しかありません。
逆に言えば、ふたつもあるんですけどね。
ただ、利用するには前もっていろいろな準備も必要になります。
我が家から駅まで(保見・篠原)、安全な道を考えながら車イスを押していくとなると、最低でも30分はテクテクと歩いていくことになります。。。
そこからバスに乗り…といいたいところですが、バスは確か車イス席は二席くらいだったと思うので(今度母を連れてバスに乗車してみようと思いますが)、もしそこがいっぱいなら次のバスを待たなくてはならなくなります。
となると、やはり便利なのが電車。
でも、保見駅も篠原駅も、どちらも急な階段があるわりにはエレベーターがありません。
<古い駅には1日の乗降客が5000人以上という基準がなければ補助金がつけられない。けれども、H23年度からは3000人以上という基準になったとかならないとか…>
ではどうするかというと、事前に○時の○駅から電車に乗ります、とか、○駅で降ります、ということを車イスを持ち上げてホームまで連れていってもらうための係員さんを手配してもらうためにも2日前までに連絡する必要があるのです。
ですが、体調に左右されやすく、きょうだったら行けそう、と思って行動するには、制限されやすく、気軽に利用できないのが現状といえるでしょう。すべての駅がバリアフリーならばそのような心配もないでしょうけど。
今回、8月6日からですがWCI(ワールドキャンパスインターナショナル)のプログラムで1週間ほど我が家にオランダ青年が滞在しました。
せっかくなのでホストファミリーデーである7日(日)にですが、彼と、昨年我が家のゲストだったYさんや子どもたちに手伝ってもらいながら、友人と一緒に母を連れて一度行きたいと思っていた八丁味噌の味噌蔵に出かけていきました。
車だと1時間ちょっとかかりますが、電車だと40分弱。
保見駅で朝に友人と待ち合わせ、車イスを若者4人で支えて持ち上げてもらいながら上がっていきました。
さすが軽々とですね。でも、降車先の中岡崎駅もこれまた階段が…。上りも大変ですが、下りはさらに大変。よくがんばってくれました。
中岡崎駅から味噌蔵(カクキューさんの方に行きました)までは近くだし、段差があるわけでもないので問題なし。
それに味噌蔵は車イスでも見学しやすいようになっているため、暑い中の移動はあるけれども比較的短時間(30分程度?)で楽しめるようになっています。
味噌蔵資料館内で記念撮影。
巨大な味噌樽の前で。
見学後は試食と味噌ソフトを食べて、わたしは気になっていた味噌じゃなくて、ペロティ購入しました
東海地区限定キャラメル味
夏場は溶けやすいので、土産として持ち帰るならできることならクーラーBOX持参していった方がいいかもしれませんねぇ。
さて、まだ時間があるので岡崎公園へちょっとだけ。