やっと時間軸が現在に戻ってきた感じです。
土曜日から嫌な鼻水がでるし、喉が痛いなぁと思っていたら、案の定翌日には熱がでてしまいました。
そして、いまは咳が。気温差に体がついていってなかったかもしれませんね。
基本的にどうしてもっというとき以外は薬の世話にはならないようにしているので、うがいの日々です。
普段は水でうがいをするだけなのですが、調子が悪いときだけはコーボンという甘い天然酵母飲料にお湯を入れてうがいをしています。
わたしには、この方法が一番合うのでそうしているのですが、あとは梅肉エキスをパクンと食べて寝ること。
とにかく適度に睡眠第一です。(寝すぎるとかえって頭が痛くなるのでいけません )
ところで、そんな体調でもマスクして実は昨日ですがやっと映画「コクリコ坂」を観に行ってきました。
ちょうど舞台になった年、1963年はわたしが生まれた年でもあります。
観ながら、まさしく兄たちが青春時代を生きたときの描写のような気がしてしまいました。
そして、父のことも思い出したりして…。
コクリコ坂のコクリコというのは、フランス語でひなげしといいます。
花言葉は慈愛、感謝、こころの平静などがあります。
わたしがやっているボランティア活動団体の名まえもコクリコ。
なんだか親しみがわきます。
さて、映画を観ていて、主人公、海がなぜメルと呼ばれているのか気になっていたのですが、フランス語を勉強している息子がたぶん海はフランス語でメールというからそう呼ばれていると思う、ということだったのであとで調べたら本当にそうでした。
他に「男の魔窟」(高校男子学生のクラブ部屋が集まっている歴史ある建物)と呼ばれる“カルチェラタン”もすごく気になったのですが、この“カルチェラタン”もラタンがラテンという意味で“ラテン語の街(地区)”ということになるそうです。
昔は神学を学ぶにはラテン語で学ばないといけなかったようで、学生たちが集まってラテン語を学んで勉強する学生街になっていったという経緯があるみたいですね。(息子の情報によるので、どれくらい本当はわかりませんが)
そして、途中のセリフででてくる「当たり前だのクラッカー」も気になってしまいました。
あれ?そんな昔から?と最初思ってしまいましたが、「てなもんや三度笠」がきっかけだったんですねぇ。
うーん、知らなかった。
コクリコ坂をみながらノスタルジックな感じに引き込まれてタイムスリップした気持ちになったり
「古くなったから壊すというなら 君たちの頭こそ打ち砕け!
古いものを壊すことは 過去の記憶捨てることと同じじゃないのか!?
~中略~
少数派の意見を聞こうとしない君たちに
民主主義を語る資格はない!!」
いつも多数派に真実や正義があるとは限らないと思っているわたしにとっては、多分拳をあげてオ~と思わず答えていそうです。
なかなか考えさせることもあったりで、大人がみるにはよい映画だと思いました。
今の子どもたちにはちょっとどうかな???というか、どんな風に思うのか知りたい気もしますね。