姪から電話がかかってきて、しばらく悶々とした日々を過ごしていましたが、やっとひとつの方向性が決まってホッとしています。
酒好き、いや、仕事やさまざまな悩みをお酒で紛らわそうとして飲み続けてきたツケが60を過ぎてまわってきてしまいました。
家庭より仕事をとり、一筋に頑張ってきた兄(次男)。
なかなか家族のものには理解されない生き方といえるでしょう。
ひとにはいつも厳しく、甘ったれている!が口癖。
でも、先日あったときには言葉に力もなく、理解力もかなり落ち、ふらついて歩けないような状態になっていました。
すべてはお酒の飲み過ぎが他の臓器や脳に影響したせい。ほどほどにができなかった兄。
姪から度々相談を受けており、体調も悪いと聞いていたので受診させましょうということで役に立たない私も病院についていきました。
案の定先生の話ではやはり断酒をしなくては悪くなる一方ということで、やっと入院することが決まりました。
入院したら必ず良くなるという保証があるわけではなく、治療中はふるえがきたり、幻覚がみえたり、となかなか厳しい状況ではあるということでした。ですが、とにかくやってみないとわからないということで、あとは兄の強い気持ちで乗り切るしかありません。わかったかわからなかったか、ある程度本人が覚悟をもってくれるといいのですが。
ところで兄が入院している間は、家からとても近いということもあり洗濯物はわたしの方でやることにし、その他の金銭管理等は姪たちにお願いをしました。
資金援助はできないけど、役割分担をすることで少しでも負担を分散できたらということで。
姪たちと兄の関係もなかなか複雑で、いろいろな意味で葛藤しながら父親の世話をしようしているだけに兄の妹であるわたしとしてもほっておくわけにはいきません。
独り身の兄なので、いつかこういうときは来るだろうなと覚悟はしていたので驚きはさほどすることもないですが、でも考えさせられることは多いです。
ひとりですべてを背負い込むには重いですが、こうやって姪たちと関わっていく分になんとかなっていきそうです。
そして、まだこの先、兄(長男)家族のことも考えなければなりません。
自分自身精神面でもサポートを受けているので、恩返しできる日がくるのではと思っていますが、そのためには自分自身健康であることが一番。
ワイワイみんなで言いながら、楽しい老後となるように少しずつ構想を練っていきたいものです