翌日9日(木)に、今度は母と義姉とともに電車に乗って無量寿寺に行ってきました。
前日自転車で出掛けて、車でいくより電車で行った方が時間も負担も少ないということで。
我が家からだと浄水駅を利用すれば三河八橋駅まで一度の乗り換え(豊田市駅)で済み、時間も30分弱で行けてしまいます。
駅の一番近い駐車場に車を停め、改札口の駅員さんに身障手帳を見せて往復で切符を購入しました。
手帳は1種を持っているので介助者1名分も割引があるので助かります。
矢印の下は豊田安城自転車道(枝下緑道)が通ってます。
豊田市駅から知立線に乗り換えるとき、ホームと電車との間の隙間や段差が思ったよりあったので駅員さんがスロープを持ってきてくれ助かりました。(帰りの乗り換えは一緒に乗車していた方が声をかけて手助けをしてくださり、とても助かりました!ありがとうございます)
母の車イスは自走タイプでないためちょっとタイヤのサイズが小さいので、隙間があったり段差が大きいとちょっと怖いんですよね。
大体はひとりで大丈夫なんですが、何かのときやはり複数で介助するひとがいた方が安心です。そういったこともあり、今回義姉にも一緒に来てもらったことは心強いことでもありました。
三河八橋駅に着き、まずは吸引。最近は午前中だけのお出かけでも吸引器持参しないといけなくなってきたので荷物が増える分大変ですが、安心してみて回れるので仕方ないですね。でも、吸引器用のバッグがもうちょっと使い勝手がよくならないかと思っているので、一度裁縫が上手なKさんに相談して作ってもらおうかなと思っています。
駅からテクテク歩いて10分もかからず無量寿寺へ。前日と変わらず無量寿寺はおおくのひとでにぎわっています。
結構暑かったので、スポーツドリンクを購入し持ってきたシリンジ(注射器みたいなもの)で、お腹に50cc水分補給。
隠れ熱中症もあるということですし、GW中大変だったので水分補給は気をつけないと。もちろんわたしや義姉も。
わたしは母と車イスが通れるコースを行き、義姉は初めての無量寿寺だったので車イスでは通れないような場所を回ってみてもらうことにしました。
そう大きくない敷地なので時間がそうかからずゆっくり見て回っていたら、なんとっ偶然ちょうど母と同じ年齢の方に声をかけられ、お話をさせていただきました。
同じ年でもとてもハツラツとしているし、何よりも表情がとても明るいっ!まだまだ現役。ここでお会いできたのも何かのご縁ということで一緒に記念撮影させていただきました。
そしてもうおひとり。帰り際に木陰で休んでいると、きょうは暑いですね、のひとことから話が続いていきました。
母よりふたつ下のお歳ということでしたが、本当にお若く見えてこれまたびっくり!!
今回無量寿寺まで車を運転してみえたとのことでしたが、金さん銀さんの娘さんにも負けないくらい行動的な方と思いました。
その方も言ってみえましたが、出かけられるうちにいろいろと行っておこうと思って…、まったくその通りです。
実はここ無量寿寺に来る前にも射穂神社の“おためし”に寄って、ちょうど母の同級生の男性の方をお会いしたんですが、そのときにだんだん同級生はいなくなっちゃうし、自分も脳梗塞をして言葉が上手くでないときもあるし…とそんな話を聞きながら、歳を重ねれば重ねていくほど不安が増す中、より一層“今”という時間を楽しんでいくこと、またどこかでひととつながっていることがいかに大切なのかとおしゃべりと通して感じてしまいました。
出掛けた先での出会いですが、でも出かけなければそういう出会いも話もできなかったわけで。やっぱり外に出かけるもんですね。
行って帰って2時間。いい刺激を受けました