胃ろう造設して、比較的穏やかな日々を送っている母。
最近は特に調子がいいです
ところで、母をみていると、“生きること”について考えさせられることが度々あります。
要介護5とはいえ、たぶん母は毎日を楽しく生きていけているのではないかと思います。
母の病気が発病してもう丸ッと6年。そして胃ろうを造設してから1年と半年。
在宅介護していると“生きる”というのは、“楽しむ”ことなんだ、と思ってしまいます。
逆に楽しむことができずに生きていくということは、なんて苦痛なことなんだろうと。
ふと思い出すのが、有料老人ホームにいた方たち…。立派な施設の中で、大きなテーブルを囲んでみんな座っているのだけど会話もなくうつむいていたり、、、それがそのひとたちが望んでいる姿ならいいのだけど、そうでないとしたらなんて悲しいことだろうと勝手に思ってしまいました。
母のことをするのも、今まではなんにも考えずにきていたけれども、今は楽しいと思われることをなるべくできるときにやれるようにしています。そしてユーモアも合わせて。
一番大事なのはココロのリハビリ。
でも、こんなふうにできるのも、いつも介護を手伝ってくれる子どもたちがいるから。
いまの社会では、寝たきりであることは不幸なことと思われがちですが、でも、たとえ寝たきりであろうとも楽しめることはあるはずで、生きていることが幸せだと思われるような時がくるといいなと思ってしまいます。