現在カメルーンに派遣員として3年間行っている息子ですが、給料はすべてパリの某日本大手銀行に振り込まれることになっています。
ですが、生活費はパリの銀行からカメルーンに送金してもらうか、もしくはパリに出かけた際に引き下ろすしかない状態です。
「送金」これが結構手数料がかかるようで今回日本に一時帰国する際、思わぬことが起こりました。
12月下旬にパリで日本の銀行への送金手続きをし、正月あけても日本の口座に振り込まれる様子がなく、カメルーンに戻る途中パリの某日本大手銀行に寄り送金について尋ねたところ、きょうあたり振り込まれるはずですとの返事があり安心して戻ると、なんとパリの銀行から送金できないのですが口座が間違っているのでは?という連絡があったそうなのです。
ですが、そのとき日本で中継ぎの銀行(パリ→日本の中継ぎ銀行→地方銀行)にあたる○○金庫から我が家に電話があり、12月と1月に送金手続きをされているようなのですが口座番号はあっていても受け取り人の名前が苗字しかないため振込できないと言われたのです。
パリの某日本大手銀行は送金手続きは1回しかしていないというのに、中継ぎ銀行では送金を2回されているとのこと。
なんだか不思議ワールドに引き込まれてしまいました。
息子にこの時点で間違った手続きをとったのではないか?と聞くと、パリの銀行で送金手続きをしたときに書き込みミスをしたらしいというのがわかりました。
ここはあきらかに息子の記入間違いが問題!だと思うのですが、それに加えてパリの銀行で送金手続きの書類記入確認してもらったところ、これで大丈夫だと言って受け付けてくれたそうなのです。
その後送金ができないと職場に電話がかかってきたとき、口座番号か何か間違っているのでは?と一旦は指摘され我が家に口座番号の確認電話が入ったものの、その数日後またカメルーンの息子のところに電話があり○○金庫と同じ指摘をされたそうです。(どうして最初に電話があったときにわからなかったののか不思議)
ここで問題がふたつわたしはあると感じました。
・受け付けた窓口の確認ミス
・○○金庫から返金されたきたとき、どうして返金されたかの確認
そのあと、パリの日本某大手銀行から息子になんと!!!信じられないんですが、いくら送金するのかを書く金額欄にはユーロではなく日本円でお願いします、送金担当の子がユーロではこわくて送金できない、と言ったとのこと。
う~ん???
普通どんなリスクがあるとか、送金手数料がこうなります、とか…
そうなら、一番最初の送金手続きのときに言ってくれればいいのに、もう半月以上もたって再度送金手続きする際にそういうなんて、うーん?かなり疑問です。
送金も1回にあたり1~2万円近くかかるので、ミスはできる限りないように、そしてこうやってカメルーンとパリとのやりとりも無料ではないことなので、無駄のないようにしないといけないんじゃないの?と正直話を聞いていて思ってしまいました。
さらに、今回の件で送金ができないということで某日本大手銀行へのキャンセル手数料と○○金庫からの返金手数料と、結構な額を支払わなくてはならなかったみたいで、もったいないことをしてしまったようです。
息子にはあなたのミスだからちゃんと自分できちんと確認して記入するように言いましたが、考えてみたらもしわたしのような言語チンプンカンプンな人間が送金手続きしたらいいようにあしらわれてしまう危険もあるんだなとあらためて思いました。
さて、息子がカメルーンに行ってから、外国で住むというのはお金の扱いもなかなか不便だなと思いました。今回は特にですけどね。
パリの某日本大手銀行にすべて給料が振り込まれ、それを引き出すにも結局は送金(手数料がかかる)か直接引き出すしか方法がなく、しかもクレジットでの支払いをしたくても、パリの某日本大手銀行では在住していないということでクレジットカードも作れないのでどうしても日本の口座から引き落とす方法をとるしかないわけです。そうなると日本への送金も必要になるわけで、結局は年間にすると10万以上は送金手数料が必要になるみたいです。
以前CityBankも使っていましたが、こちらもいろいろありますから。
生活してみてわかる不便さと手間ですね。といっても、わたしは話に聞くだけですけど