お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

人家に棲みつく徘徊性のイエグモ「アシダカグモ」、お良しとの長い歴史を紐解く ←まじめ?

2021年05月05日 22時13分33秒 | 自然界 観察小屋

 今夜も大きな月が昇りました・・・

 

 左の2番目の足を、なぜか柱にかけております(笑)

・・・いやいや、笑っていられるほど余裕の良っちゃんではアリマセン

 

 現場は お良し姫さまの寝床の上でございます 

 

今朝、雨戸を開けて辺りを明るくした後の アシダカグモ

 頭隠して尻隠さず (*´▽`*)

 

 1匹いるだけでゴキブリが全滅するということらしいので、今年はまだ新しいゴキブリ退治の薬品類をあちこちに置いていないのですが、どうなっていくのかな?

 

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 いやぁ それにしても( 言葉は汚いですが )デッカイでっかすぎるアシダカグモの女の子です(>_<) 今まで数々のアシダカちゃんを見てきましたが、最大クラスです! ネットで調べたら、寿命は平均して5~7年、雌は10年ぐらい生きるらしいです

・・・ということは、いつからこの家に この雌が棲みついていたのかは不明ですが、もしや私のことは顔見知り  

 

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ここでいきなり思い出話をします 

 

♪♪♪ 日本むかし話のBGMを頭の中でどうぞ

 

「ななこのおもいで」

 昔、、、じゃなくて15年ぐらい前のこと。両親の家(今いる私の実家)じゃなくて夫と暮らす自宅に、足が1本もげて7本しかないアシダカグモの雌が棲みついていました。

私はその蜘蛛に「ななこ」(七子)という名前をつけて可愛がって・・・は いませんでしたが、日々 見守っていました。

 ななこはいつも1階に置いていある洗濯機の裏で寝起きしているようでした。夜になると洗濯機の上の壁にバァーンッ!と現れて、朝になると 忽然と消えていました。が、また日が暮れると 洗濯機の上に出てきて、隣の洗面台で歯磨きをする私を 毎晩ビビらせていました

 冬眠も洗濯機の後ろが定位置なようで、春になると これまたいきなり最初に登場するのが洗濯機の上の壁でした(笑) あっはっはー

 

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 とある晩、いつもの1階のどこにも姿がないので と思いつつ、2階のわたしの寝る部屋にどかどかと入っていった私は  暗闇の畳の上で、なにか軟らかい紐のようなものが足指にからみつく感触を覚えたのです

         

うぎゃぎゃーん

 一瞬の嫌な予感は的中! 電灯をつけてみると、畳の上を右往左往しているななこの姿があったのです! わたしの方だって右往左往、東奔西走、上を下への大さわぎです

わたし → 「あぶないよ~! 踏んづけちゃうじゃーん あー、びっくりした」

 

 付き合いが2年目となると、昼間も玄関やら洗面所の壁に居ることが増えてきまして、年がら年中・一日中、緊張感のある生活となりました

 

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 そんな ななことの波乱万丈の楽しい日常が2年ぐらい続いたある時、家に職場の友達が3人 遊びに来ることになりました。そんなにたくさんの来客があるのは初めてのこと。ましてや女性ばかり。

「これは困ったなぁ、、、万一ななこが出てきてたら驚かせちゃうなぁ

 

 そこで前の晩に ななこの前でお話したのです 「ななこや、明日はお友達が来るんだよね。おまえが出てきちゃ良くないからさぁ、ごめんね、ちょっと隠れててくれないかしら」

 

 ためしにお願いしてみたら、本当に次の日は朝から姿を現さなかったのです~

 

かわいいヤツよのう  いやいや、単に普段と違う来客の物音に警戒していただけのことでしょうが、わたしは本当に助かりました~

 

 しかし!!

 

そんなななことの別れは突然 思わぬ形でやってきたのです

 

 つい先日もこのブログの記事で「アシダカグモは獣の匂いに寄ってくる、そこに来るであろうと予測しているゴキブリを待ち構えるために」と書きました。

獣の匂い = お良しも獣 → 獣の匂いが付いたお良しの靴 → 中に入っちゃった!ななこ。 → 気がつかずに足を入れちゃったお良し! 

ぷつっ・・ ← 踏んづけた音

 

 ななこ~ ごめんよ~、なんでこんなところに入って寝てるのよ~

 

 綺麗な花が咲いている庭に、ていねいにくるんで埋葬しました・・・

 


5月の連休 ♪ サイクリング日記 2021

2021年05月05日 16時33分09秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 この時期、「巨大アシダカグモ」🕷と暮らす お良しの部屋から見える 三浦富士183m の ちょうど頂上に日が沈む光景が見られます。

 

   2021年のゴールデンウィークも、昨年同様 流行り病蔓延のために各自 外出自粛生活となっていますね

 

 三浦半島のこの地域は、都会に比べれば人口密度が低くて 辺りが広々しているので、わざわざ遠出をしなくても気晴らしができる環境で 恵まれていると思います・・・。

 

 かといって派手に遊ぶわけにもいきませんので、わたしは2日ばかり その辺の山にこもって(笑) 風に吹かれてきました

 

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 3月中旬に早々と咲いた桜には サクランボが生っています。

( あまりにも早く花が咲いたので、受粉の手助けをしてくれる昆虫がまだ活動していなくて 実の生りが少ない と、特に梅農家さんが嘆いているという報道がされていますね!)

 

 サクランボ越しに見えるのは 三浦半島と房総半島を隔てる東京湾。

東京湾フェリー、左「かなや丸」と、右「しらはま丸」がすれ違ったところです(*^-^*)

( かなりの望遠で写していま~す )

 

 こーんな急坂をのぼって、奥に見える「三浦大仏」様のお足もとに行きます・・・(モチロン、自転車は停めて ここからは歩きですよ~)

 

 坂の途中には ナラ枯れによって枯れた「マテバシイ」を伐採した跡がたくさんありました。

植栽担当の職員さんが以前「墓参のみなさんが倒木でケガをしてはいけないから伐る」とおっしゃっていましたね。

 

 

 三浦大仏さまの台座の下は納骨堂となっています。

 

 背後からのぞむ景色は素晴らしいです~

( 海上に白い部分が見えると思います、理由を後ほど解説いたします )

 

 三浦大仏の後ろには このような広場があります。この施設のてっぺんがここです。

いろいろな石像が点在していて、興味深い所です。たいへん悲惨な事件だった幼児連続殺人・死体遺棄事件の被害女児たちを供養する母子像もあるのですよ・・・。

 

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 このところ 頻繁に吹いている強風の圧力に耐えながら、写真を撮りました~~~

 

 まずは東京方面から南の方向へ順番にみたところを

 

 

 

 気温が高くて風が吹いているので視界が悪く、対岸の房総半島(南房総)は 良く見えません。

 

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 千葉県の富津あたりが ぼんやり見えています。

手前は三浦半島、横須賀市野比の海岸線です。

昭和の頃は砂浜があり海水浴も楽しめる所でしたが、とある原因で海流が変わって 砂の浸食が進みまして、今は沖にテトラポット、波消しブロックを並べて海岸の崩落を防いでいる状況となっています。

都会ではないので全国ニュースにはなりませんが、台風で荒波が打ち寄せるとしょっちゅう道路が海へ落っこっちゃって通行止めになっちゃう海岸道路なのです

 

 ほらほら、ご覧ください。 東京湾フェリーが出航していく手前の護岸に、大きな波が砕け散っています!!!

 

 そして、さきほどお見せした海上の白い部分ですが、そこをアップで見てみますと

 

 「ミツ磯」(みついそ)といいまして、海中に伝説の岩があるのです。

そこに当たって砕けている波が白く見えているのです。

別記事「ミツ磯のいわれ」

普段 穏やかな日は、岩の上でカモメやウミウが羽を休めています(*^-^*)

 

 お良しがいつも通勤で通っている道も、上から丸見えです(;^ω^)

 先ほどの野比の海岸線のすぐ南「長沢」地区にも波消しブロックが並べられました・・・(´;ω;`)泣

☆ この写真の左端にすごい人が写りこんでいます ☆

 

 私はときどき帆だけ見かけるけれど、下にいる人まで見たのはこの日が初めてでした。

高い所からなので見えました~

「パラセーリング」っていうのかな?

 

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 ここは山の斜面なので、上水道は敷かれていないのかな?

 

 ずいぶん昔に母と来た時に「お良しの上と下の子を流産したからお参りする」と聞かされた場所です。水子地蔵様 ↓

 

 我が子をいつくしむ気持ちが強く伝わってきて胸を打ちます・・・

( わたしも流産の経験があるので もっと大切に想い続けないとネ・・・。すっかり忘れている(;^ω^))

 

 ほんとうに風の強い一日でした!

 

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 かわって穏やかな日和だった5月4日、🌸桜並木が綺麗だった3月の「通研通り」の今の季節を上っていきました

 

↓ 同じ場所

 

 

 

 新緑のトンネル

 

 秋冬と違って葉っぱが茂り、車が近づいてくるのもよく見えないので、横断や合流には充分注意しないといけない状態になっています!

 

 里山も新緑の季節。

奥の「ケヤキ」の緑と、日光を反射する手前のの木の葉っぱの対比が目に鮮やかでした。

 

 

 キャベツには 淡い黄色の花が咲き、奥に見える 先に植え付けて採り入れたキャベツの花穂は茶色くなって 菜種ができていました。

なんだか北海道みたい~♡

 

 ぶーちゃんもいるでよ♡

 

 ぶーちゃん級に大きなタケノコ。

 

ぶータケノコの目の前に江戸時代からいらっしゃる神様?仏様?

 

貞享年間の文字が見えます(1680年代)

 

 神様のとなりに愛車 「サンシャイン号」を無理やり停めて、お弁当にします♪♪♪

( 前に見える山肌には、茶色いナラ枯れが見られますが、だいぶ緑の葉っぱが出てきました)

 

 いつものバカデカおむすびではなくて、前日までが賞味期限だったパンを焼いて持ってきました(笑)

 こんな景色。周りにいる人間は、民家にお住まいの方を除くと畑仕事をされているオジサンただ一人・・・。

食べ物の甘い匂いにつられて?、 蜂やアゲハチョウ、アリンコが大集合

地べたに座る この足元にはハサミムシもちょろちょろしています

( 観光客さんがいる海岸と違って、トンビやカラスは襲ってこないです、平和 平和~ )

 聞こえるのはウグイスの声だけです(*^^*)

( 私が自転車で駆けていくと、お馴染みの鳴き方ではない警戒音でウルサクさえずります )

 

☆追記☆ 5月8日放送のNHKラジオ第一「石丸謙二郎の山カフェ」にご出演の野鳥の専門家さんが鳴き声を示しておっしゃっていたのは →「ガビチョウ・画眉鳥」の可能性!

 

ガビチョウ と ウグイスの鳴く森 桜ヶ丘公園のユーチューブへ飛ぶ

 ガビチョウって、いろいろな鳥の鳴き真似をするんです。

 

 この時期の里山は、独特の匂いがしています。それは タケノコの皮を剥いているときの匂いです、想像できますか? 確かに三浦半島のこの辺には竹やぶが多いのですが、たぶん山の木々の芽吹き・開花が放つ いかにも精がつきそうな匂いなのですよ~。

 

 3月から4月の頃は「てんとう虫🐞の匂い」が ムンッと漂っています(笑)

キャベツの匂いのことです。収穫中のキャベツ畑からの青臭い匂いって、てんとう虫🐞を捕まえたときにヤツが保身のためにお尻から出す茶色い液体の匂いににているのです(^o^;)

 

 あ、忘れてました! お弁当を食べたこの場所に座る私のお尻の下には、途中で拾った(・・というか、天から授けてもらった感じの ) 孟宗竹の大きなタケノコの皮を敷いています。後でお写真を追加します(*^^*)

 これです、モウソウチクのタケノコの皮

 これを座布団がわりにして敷いて座っていました(*^-^*)

 

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 ただボーっとサイクリングしたのではなく、2日間とも「ナラ枯れや2019年15・19号台風で荒れた山肌のその後」を観察しつつ回りましたので、追々 状況をして記録します。

 

「アタシたちも行きたかったわね~」

「ネェ~」