今夜も大きな月が昇りました・・・
左の2番目の足を、なぜか柱にかけております(笑)
・・・いやいや、笑っていられるほど余裕の良っちゃんではアリマセン
現場は お良し姫さまの寝床の上でございます
今朝、雨戸を開けて辺りを明るくした後の アシダカグモ
頭隠して尻隠さず (*´▽`*)
1匹いるだけでゴキブリが全滅するということらしいので、今年はまだ新しいゴキブリ退治の薬品類をあちこちに置いていないのですが、どうなっていくのかな?
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いやぁ それにしても( 言葉は汚いですが )デッカイ、でっかすぎるアシダカグモの女の子です(>_<) 今まで数々のアシダカちゃんを見てきましたが、最大クラスです! ネットで調べたら、寿命は平均して5~7年、雌は10年ぐらい生きるらしいです
・・・ということは、いつからこの家に この雌が棲みついていたのかは不明ですが、もしや私のことは顔見知り
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ここでいきなり思い出話をします
♪♪♪ 日本むかし話のBGMを頭の中でどうぞ
「ななこのおもいで」
昔、、、じゃなくて15年ぐらい前のこと。両親の家(今いる私の実家)じゃなくて夫と暮らす自宅に、足が1本もげて7本しかないアシダカグモの雌が棲みついていました。
私はその蜘蛛に「ななこ」(七子)という名前をつけて可愛がって・・・は いませんでしたが、日々 見守っていました。
ななこはいつも1階に置いていある洗濯機の裏で寝起きしているようでした。夜になると洗濯機の上の壁にバァーンッ!と現れて、朝になると 忽然と消えていました。が、また日が暮れると 洗濯機の上に出てきて、隣の洗面台で歯磨きをする私を 毎晩ビビらせていました
冬眠も洗濯機の後ろが定位置なようで、春になると これまたいきなり最初に登場するのが洗濯機の上の壁でした(笑) あっはっはー
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とある晩、いつもの1階のどこにも姿がないので と思いつつ、2階のわたしの寝る部屋にどかどかと入っていった私は 暗闇の畳の上で、なにか軟らかい紐のようなものが足指にからみつく感触を覚えたのです
うぎゃぎゃーん
一瞬の嫌な予感は的中! 電灯をつけてみると、畳の上を右往左往しているななこの姿があったのです! わたしの方だって右往左往、東奔西走、上を下への大さわぎです
わたし → 「あぶないよ~! 踏んづけちゃうじゃーん あー、びっくりした」
付き合いが2年目となると、昼間も玄関やら洗面所の壁に居ることが増えてきまして、年がら年中・一日中、緊張感のある生活となりました
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そんな ななことの波乱万丈の楽しい日常が2年ぐらい続いたある時、家に職場の友達が3人 遊びに来ることになりました。そんなにたくさんの来客があるのは初めてのこと。ましてや女性ばかり。
「これは困ったなぁ、、、万一ななこが出てきてたら驚かせちゃうなぁ」
そこで前の晩に ななこの前でお話したのです 「ななこや、明日はお友達が来るんだよね。おまえが出てきちゃ良くないからさぁ、ごめんね、ちょっと隠れててくれないかしら」
ためしにお願いしてみたら、本当に次の日は朝から姿を現さなかったのです~
かわいいヤツよのう いやいや、単に普段と違う来客の物音に警戒していただけのことでしょうが、わたしは本当に助かりました~
しかし!!
そんなななことの別れは突然 思わぬ形でやってきたのです
つい先日もこのブログの記事で「アシダカグモは獣の匂いに寄ってくる、そこに来るであろうと予測しているゴキブリを待ち構えるために」と書きました。
獣の匂い = お良しも獣 → 獣の匂いが付いたお良しの靴 → 中に入っちゃった!ななこ。 → 気がつかずに足を入れちゃったお良し!
ぷつっ・・ ← 踏んづけた音
ななこ~ ごめんよ~、なんでこんなところに入って寝てるのよ~
綺麗な花が咲いている庭に、ていねいにくるんで埋葬しました・・・