実は、私はドイツ国際平和村を支援するチャリティーコンサートを行っています。
来月、8年ぶりにコンサートを開催させていただきます。
お近くにお住まいの方、お時間がございましたら是非お越し下さい。
「チャリティーピアノコンサート6th.~ドイツ国際平和村の子供たちへ~」
日 時:2014年8月15日(金曜日)
時 間:15時00分~
会 場: 日暮里サニーホール コンサートサロン
当日は募金箱を設置させていただきます。
平和村の事をご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、少しご紹介させていただきます。
平和村では、紛争などで傷つき、母国で治療することが困難な子どもたちや病気を背負った子どもたちに、ヨーロッパで進んだ医療を提供しています。
主にドイツにある病院が、子どもたちの治療を無償で行っています。
全ての治療が終わり、家族の元へ戻るまでに、短い子どもで半年、長い子どもでは2、3年かかるそうです。
オーバーハウゼン市にある平和村の施設には、平均して9カ国から来た子どもたちが常時150人ほどいます。
ドイツ国際平和村で受け入れることのできる子どもたちには、4つの条件があります。
1、母国ではその子どもに必要な治療ができないこと
2、ヨーロッパでの治療で治る見込みがあること
3、治療後、子どもたちの帰国が家族や国によって保証されていること
4、家庭が困窮していること
私がこの村の事を知ったのはあるテレビ番組がきっかけでした
クラシック音楽に長年携わってきたので、ドイツという国には親近感がありました。
そのドイツでこの様な活動を寄付金のみで行っていると知り、初めは1人でわずかな額を寄付していただけでした。
しかしある時に、ふと、「もう人生確実に半分生きたな・・」と思ったのです。
私は好きな音楽とこれまで一緒に生きてくることができました。
好きなことに巡り合え、それを続けることができる幸運に恵まれてきました。
これからはお返ししなければ・・
突然そのようなことを思い何ができるか考えた時に、「平和村だ」と思ったのです。
音楽で僅かでも人様のお役に立つことができれば、私にとっても幸せなことです。
チャリティーコンサートは高校時代に師事していたピアノの恩師が、島原や阪神淡路の災害にあった方々への義援金の募金活動でチャリティーコンサートを何度か開催され、私も出演させていただいていたので遠い存在ではありませんでした。
平和村へのチャリティーコンサートは1人で企画して始めたので、本番直前まであたふたとやっていますが、ご来場いただいた方々にいつも助けていただきながら続けています。
身の丈に合ったことをしているのかと自分に問いかけつつ6回目を迎えます。
ドイツ国際平和村のHPはこちら。