イリーナ先生の生徒さん、ミラちゃんの第3回のレッスン。
教本通りに進められていて本当に参考になります。
2つ、3つの黒鍵にしっかり時間をかけていらして、そこでルーズリーフの補強シールを使って鍵盤を弾く指先をしっかりと作っています。
なので、この回で行われているマクドナルドおじさんもスムーズに弾けています。
歌の音程もさらりと指導されています。
さて、この辺りのページにあのモンスターが出てきます。
あの爪の怖そうな、あいつです。
イリーナ先生は、このモンスターを優しくて笑顔のモンスターと紹介され、「ボクもピアノ弾けるも~ん」とこんな爪でやって来ました。でも、メロディー姫はすぐにリラックスした手と、とても美しい指で弾いて見せました。という感じのことをミラちゃんに話しています。
このモンスターの絵を見て泣いた生徒さんがいると他の先生から聞いたことがありますが(私のところは誰も泣いたことはなく、例によってよくわからない解説をする子はよくいます)、このように紹介してあげると悪者にならなくて良いなと思いました。
ミラちゃん、途中で椅子から落ちながらピアノにぶつかっています。
見ていて思わず「あっ」と声を出してしまいましたが、小さな生徒さんによくある光景です。
グランドピアノだとピアノの蓋に頭ゴッツンです。私の生徒でおでこにコブを作って帰った子や、おでこを青くさせて帰った子がいます。
イリーナ先生、ちゃんとなぜこのようなことが起きたのか生徒さんに話しています。
こんなことがあっても、子供は忘れる。