おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

モンスター

2023年09月30日 | 不思議な音の国

イリーナ先生の生徒さん、ミラちゃんの第3回のレッスン。

教本通りに進められていて本当に参考になります。

2つ、3つの黒鍵にしっかり時間をかけていらして、そこでルーズリーフの補強シールを使って鍵盤を弾く指先をしっかりと作っています。


なので、この回で行われているマクドナルドおじさんもスムーズに弾けています。
歌の音程もさらりと指導されています。


さて、この辺りのページにあのモンスターが出てきます。
あの爪の怖そうな、あいつです。

イリーナ先生は、このモンスターを優しくて笑顔のモンスターと紹介され、「ボクもピアノ弾けるも~ん」とこんな爪でやって来ました。でも、メロディー姫はすぐにリラックスした手と、とても美しい指で弾いて見せました。という感じのことをミラちゃんに話しています。


このモンスターの絵を見て泣いた生徒さんがいると他の先生から聞いたことがありますが(私のところは誰も泣いたことはなく、例によってよくわからない解説をする子はよくいます)、このように紹介してあげると悪者にならなくて良いなと思いました。



ミラちゃん、途中で椅子から落ちながらピアノにぶつかっています。
見ていて思わず「あっ」と声を出してしまいましたが、小さな生徒さんによくある光景です。
グランドピアノだとピアノの蓋に頭ゴッツンです。私の生徒でおでこにコブを作って帰った子や、おでこを青くさせて帰った子がいます。

イリーナ先生、ちゃんとなぜこのようなことが起きたのか生徒さんに話しています。

こんなことがあっても、子供は忘れる。

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そうか!ボールで

2023年09月29日 | 不思議な音の国

イリーナ先生の「不思議な音の国」(原題はTales of a musical journey)を使ったyoutubeの動画。

既に20回分もあるので一気には見ることが出来ませんが、出来るだけ毎日見ようと思っています。


第2回を見て、教本の最初の所にゆっくりと時間をかけていらっしゃり驚いています。

私なぞは、何か曲を弾けるようにしないと申し訳ないと思い、最初の所をこんなにゆっくり、じっくりはできていませんでした。

この段階で既にピアノの弾き方をきちんとレッスンしているにも関わらず、この事を理解してもらえる自信がないからです。

ただ、この時間のかけ方は週2回レッスンだからこそできることだとも思います。


さて、私の所でレッスンを始めたばかりの4歳の男の子。
ご両親ともヨーロッパの方で、日本語は話せますがお子さんの方が達者というので、レッスン室に一緒には入って下さらず今のところ一人でレッスンを受けています。

私としては何をしているかを見て頂きたいので、言葉が分からなくとも絶対に大丈夫だと思うのですが、下に生後8か月のお子さんがいることもあってか、レッスン室の外でお母様は待機されています。

まぁ、ベビーカーが入るスペースもないと言えばないのですが・・


さて、体験レッスンで音の高い低いが通じず、言葉の理解の問題なのか聞く力の問題なのか不明のまま、初回のレッスンを迎えました。(私は体験レッスンが1回目のレッスンの内容なので、実質2回目)

久し振りにフォルマシオンミュジカルの酷いカエルの声を聞くエクササイズをやってみました。(Mon jardin musical)

そうしましたら予想外にスンナリ理解してもらえ、なんだ言葉の問題かと決着。これは日本のお子さんでも音の高い低い、上下は意味が分からないことがあります。


もう一つちょっと困っているのは、3の指で弾いているのですがその指だけ出して弾いてしまうことです。

ボールを持つ時や鉛筆に付いた消しゴムを押す時は良いのですがピアノになると指だけ出す・・

これは時々見かける光景ですが、こちらの生徒さんは直す気がなさそう。


イリーナ先生の第2回に、ボールを使ったエクササイズがありました。

そうか、ボールを握る遊びで改善できるかもしれない!


再来週にレッスンがあるので、試してみようと思います。




3の指で弾くことを、「いちばん長い指はどれ?」ときいていらっしゃいます。
「これ」「じゃ、この指を使いましょう」

これで良かったな、と今頃気付きました。
手の真ん中にあって一番しっかりしているから、なんて言うよりずっと良いです。

一番長い指でピアノを弾く。
ピアノっぽい感じ

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ファーストレッスンから見られます

2023年09月28日 | 不思議な音の国

久し振りにイリーナ先生のyoutubeのチャンネルを拝見しましたら、新しい生徒さんのレッスンが色々とアップされておりました。

そして、ある生徒さんの第1回レッスンからの様子が録画されており、不思議な音の国をどのように進めていらっしゃるか、よ~く拝見することが出来ます。


私も久し振りに小さな生徒さんのレッスンが始まったばかりで、ワクワクしているところです。

スペインとルーマニア人のご両親のお子さんで4歳。男の子です。

外国人のお子さんは、やはり日本人と同じようにはいきませんので、色々と紆余曲折がありそうですが、このイリーナ先生の動画は今の私にとって大変参考になりそうです。

今の所、第20回のレッスンまで公開されています。


しばらく勉強させてもらいます。楽しみ



少し見ない間に、サムネイル等が凝った感じになっています。
そして、イリーナ先生はパワーアップしている気が・・

それにしても、生徒さん、質問に次々とよく答えています。
日本人は「んー、わからない」が多いのですが・・
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バレンボイムのレッスンを受けるカントロフ

2023年09月25日 | コンサート情報

バレンボイムが若いピアニストにベートーヴェンのレッスンをするシリーズ。

カントロフが受講したものがyoutubeにありました。

最後には、あなたは本当に素晴らしい、私に会いに来てくれてとても嬉しい。あなたの人生をこうやって聴くことが出来て嬉しかった。といったことをおっしゃっています。

下の動画で手首のことをおっしゃっています。

とても単純なことで、音はここから来ていると、肩をポンポン。
これは誰でも知っていることだと。

レガートは肩と指先で責任を負うものだと。

肩と真ん中の指先の間のラインを止めてはいけない、と手首を横に動かしながら話されています。上下に動かしてはいけないと。

カントロフは手首が下がり少し硬くなるので、手首をもっと柔軟に使ったらレガートしやすくなる、と話されています。


技術的なこともちゃんとおっしゃって下さる。
音楽に必要なことだからです。

音を作り出す、音楽を作り出す、その過程を拝聴できるレッスンです。



非公開になってしまいました。予測出来ましたが・・
このシリーズは有料で配信されていますので、ご興味のある方はこちらへ。
50€かかるようです。35歳以下は15€。

Beethoven Masterclass Piano Sonata Op. 2/2

Alexandre Kantorow & Daniel Barenboim

 
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世界こどもの日

2023年09月21日 | コンサート情報

国連で制定された国際デーに「世界こどもの日」というものがあるそうです。

次のように定められています。

子どもの権利は、すべての子どもが生まれたときから持っていて、子どもである限り、何度でも使うことができる「チケット」のようなものです。(子ども=18歳未満のこと)
大きな4つの柱は、「生きる権利」、「育つ権利」、「守られる権利」、「参加する権利」です。

世界こどもの日は11月20日。
今年のモットーは、「全ての子どもたちに未来を」


これとは別に国ごとに定めた「こどもの日」もあります。
日本は5月5日。

ドイツは9月20日だそうですが、その前日にドイツ国際平和村に次のようなニュースが入って来たそうです。

アゼルバイジャンによるナゴルノ・カラバフへの軍事行為により、同地域は完全にアゼルバイジャンの支配するところとなり、アルメニア系分離主義勢力は解散し武装解除されることとなる。

ナゴルノ・カラバフはアルメニア系住民が住む地域。
トルコの支援を受けたアゼルバイジャン軍は防衛線を突破し、多くの高地と戦略的に重要な道路の合流地点を占領。戦闘を停止する以外にナゴルノ・カラバフは選択の余地はなかったといいます。

アルメニア国内では、ナゴルノカラバフのアルメニア系住民を保護できなかったことへの批判が高まり、首相に対し一部から辞任を求める声が上がっている。また、平和維持軍を駐留させているロシアがアゼルバイジャンを阻止できなかったことに憤る声もあるそうです。

アゼルバイジャンの大統領は、ナゴルノ・カラバフで暮らすアルメニア系住民について、アゼルバイジャンでの投票権や教育を受ける権利などが保障されると述べたそうです。

民族浄化です。


平和村のサイトに次のようにあります。

「数か月にわたってくすぶっていたアルメニアとアゼルバイジャンの紛争状況に、9月初旬までは緩和へのかすかな希望が残っていましたが、9月19日、この希望は打ち壊されました。長い間苦しみ続けてきたナゴルノ・カラバフの人々にとって、悲しみは頂点に達してしまいました。数カ月もの間、唯一アルメニアとナゴルノ・カラバフを結んでいるラチン回廊が封鎖され、人々の生活インフラは機能しないままです。食糧、衛生用品、乳児用食品などが、不足しています。数日前、数トンの小麦粉が運び込まれましたが、この壊滅的な状況はかわらず、紛争が緩和するかもしれないという希望を掻き立てるだけでした。

ナゴルノ・カラバフの子どもたちの命は脅かされています。一つのパンのために、数か月も食糧配給所で並び続けています。今回の危機が激しくなる前も、十分な栄養を得れていたわけではありません。ここ数週間で、医薬品や医療物資が不足し、医療インフラも壊滅状態に陥りました。今後の展開がどうなるのか想像がつきません。

「人々が平和的な解決方法をとらず、罪なき子どもたちへさらなる被害をおよぼすことに、深い衝撃を感じます。」と、ドイツ国際平和村代表ビルギット・シュティフターが言います。「アルメニア現地パートナー、そしてドイツ国際平和村は、この紛争で苦しんでいる人々のことを忘れません。暴力行為の早期終結を願います。世界中の一人一人の子どもたちに未来が必要です。それは、ナゴルノ・カラバフの子どもたちも同じです。」



私はアルメニアで何かが起きていることは聞いておりましたが、それが何なのかはわかっておりませんでした。

何かが起きてからはっきりとニュースになり、知ることになるのだと思いました。



私は子どもたちと関わる仕事をしています。
だんだん歳を取ってきて、孫でもおかしくない子どもたちに出会うようになり、よく思うのが、この子たちの未来はどうなっているのだろう、ということ。

今の若い先生方の将来も、私が歩いて来れた道と同じようなものにはならないだろうし、気になることは色々とあります。

何を残していけるのだろうと、数年前からよく考えます。


ドイツ国際平和村HP
ニュース – ドイツ国際平和村
長く平和村で働いていらっしゃる日本人スタッフのかたもいらっしゃいます。質問は日本語で対応して下さいます。

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ラフマニノフピアノ協奏曲全曲演奏会 2023/9/17

2023年09月18日 | コンサート情報

阪田知樹さんのピアノ演奏で、ラフマニノフのコンチェルト全曲を聴いてきました。

一気にラフマニノフのピアノコンチェルトを生で聴くのは、これが最初で最後だと思います。

しかも、阪田さんの演奏で聴ける申し分のない機会。

曲順はこのようになっていました。


休憩は、20分と10分の2回。
おー、結構ハード。

全曲聴くと、やはり3番が一番いいなぁ、と思いました。

阪田さんの3番は以前も生で聴いたので、今回2回目。
最後の疾走感がとても印象に残っていました。

そして、今回もその疾走感は健在。
曲が終わると同時に、満席のお客さんが全員総立ちの大喝采!

Bravo が止まりませんでした。

これだけの曲を弾いて、どれも完成度が高く、よく頑張っただけではなく、称賛の喝采だったと思います。

パガニーニの第18変奏。
あ~、そうきたか、やられたなと思いました。

前の変奏の8分の12拍子の拍子に乗って、その拍子感にこちらも乗ったところで、4分の3拍子の第18変奏。

拍子的に違和感を感じないでもないこの2つの変奏。
それを大変な弱音であの有名な旋律を控え目に、そして温かく奏でられた時に、うわっ、思い付かなかった、やられた、と思いました。

思ってもいなかった贈り物をもらった感じです。


初めて聴いたのが第4番。
初めの所だけは知っていたのですが、最後までは聴いたことがありませんでした。

ラフマニノフがアメリカに亡命してから作られた曲で、故郷を失ったラフマニノフが作曲意欲をなくしていた頃の作品です。

住むところが変わると音楽も変わるものだな、と思いながら聴いていました。
所々、ディズニーっぽい感じがしたり、ガーシュウィンっぽい音だったり。
ラフマニノフの名を語る別人がラフマニノフっぽく作った感じさえしました。

この曲は合わせにくいと聞いたことがあります。

私はステージ後ろの席で聴いていたので、指揮者の方の動きが全て見えていました。
この曲のある部分で、なんかすごくしっかり拍子を取ってるな、ん?阪田さんも珍しく弾きながら拍子を取ってる感じがする、と思った部分がありました。

聴いた感じでは、難なくこなしているように聞こえていましたが、曲が終わると真っ先に阪田さんと指揮の大井さんが固くハグをしたので、あ~、やっぱりたいへんだったんだ、と思いました。

こんなに大曲を何曲も演奏して、ハグしたのはこの曲の時だけでした。


13:30開演で終演は予定では16:30でしたが、実際は16:45頃に終わりました。

阪田さんの2番、3番はテンポが速めで、他も遅くはなく、休憩も予定通りだったと思います。

これだけの時間、ずっとオケと演奏するなんて、どんな感覚になるのでしょう。
練習はこの何倍もされていると思うので、弾くこと自体はまだ弾けるくらい疲れ知らずで軽やかでしたが、お客さんの前でずっと弾き続ける、しかも満席のサントリーホール。

楽し過ぎるかも。

ピアニストになる人は、きっとそう。

だと、思います。


ピアニストではない人間には異世界でした。
生まれ変わってもこれはないな、と思います。
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今時の電子ピアノ

2023年09月15日 | レッスン

電子ピアノをピアノと思っている子供たちが増えているそうです。

そういえば、今年引き継いだ生徒さんも自宅にある電子ピアノをピアノだと思っていたようで、電源のスイッチがあるものは電子ピアノだと言ったら、初めて知った、と言っておりました。


この電子ピアノ。
私なぞは出始めの頃のイメージが強く、使い物にならない印象が未だに拭えないのですが、現在は性能の幅がモデルによって随分変わってきているようです。

ただ、アコースティックとエレクトロニックの決定的な違いは弦の有無。

弦があるから複雑に共鳴し響きが作られるのがアコースティックピアノ。
そして、いつも同じ音が出るわけではないのもアコースティックピアノ。

それを耳で捉え、音を作り出して行くのが演奏です。
音を作り出す技術を学び、自分のものとしていくのがレッスンや練習のひとつの要素。


アコースティックで練習するに越したことはありませんが、住宅事情で大きな音がするピアノは置けないご家庭も少なくありません。

電子ピアノで出来る事と出来ない事を区別し、電子ピアノで出来ないことはレッスンで先生がピアノではこのようなことが出来ると弾いて聞かせ、耳を育てることが大事、とある講座で講師のかたが話されていました。

なるほど、自宅で出来ないからとスルーするのではなく、本当の事を伝え続けることを諦めてはいけないのだと思いました。


電子ピアノでも高価なものほどアコースティックピアノに近付けて作られているので、タッチによって音のニュアンスは変えられるそうです。

また、鍵盤の重さも変えられるようで、正確には音が出るタイミングを数値化して変え、そのように感じさせているそうです。


私は電子ピアノを弾いてみた時に、しっかり一音一音打鍵しないと音が揃わない感覚があり弾きにくかったのですが、電子ピアノは今もそのような物のようで、弱い指や強い指にそのまま反応しムラが目立つようです。

電子ピアノで真面目に練習する生徒さんが、一音一音押し付けて弾く癖はここから来るのだろうと思います。


あと、電子ピアノは大きな音の限界を自動的に抑えてしまうので、この楽器で練習をする生徒さんは音量の幅が狭くなるそうです。
さらに、大きな音を出せないから電子ピアノを選ぶことからも分かるように、電子ピアノを最大音量にせず練習するので余計にこのようなことになるとのこと。

音を出してよい時間なら、最大音量にして練習する必要があるとのこと。
無理なら、良いヘッドフォンを選ぶべきだそうです。


電子ピアノでも上級モデルならある程度のことは可能なようですが、そうではなく、鍵盤を下ろした時になんの抵抗もなくピアノと全く違う感触のものは、機能もなくやはり使い物にはならないようです。

安いキーボードや電子ピアノで始めて、あとからグレードアップでは手遅れで、子供の耳には最初から良いものを与える。

これが肝心。

以前、子供は最初に聞いた音が良い音だと思い、それが生涯続くと読んだことがあります。
最初に買ってもらう楽器は本当に大事です。

その耳の感覚は次の世代にも受け継がれます。
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久石譲さんのInnocent

2023年09月12日 | レッスン

天空の城ラピュタの「君をのせて」で良く知られている曲を、久石さんご自身がピアノ曲にアレンジしています。

「Innocent」という曲です。

とても素敵なアレンジで、ピアノで弾いてもとても自然です。

もう30年位前からこの曲は多くの生徒さんに弾いてもらっています。


当時、同じ楽器店の同期の講師さんが、<ピアノストーリーズ>という楽譜を教えてくれ、弾いてみるとステキな曲ばかり

アレンジされた曲はピアノで弾くと不自然なテクニックが使われていることがよくありますが、この曲集は全くそのようなことはありません。

<ピアノストーリーズ>は、その後シリーズ化され何巻か出ています。

Innocentは最初に出版されたものです。
他に、ジブリではナウシカやトトロも入っています。それ以外の曲もステキです。



塾の勉強で忙しく過ごしている生徒さんに、Innocentを気分転換を兼ねて弾いてもらいました。

こちらの生徒さんは不思議な音の国上巻からレッスンを始めました。
下巻を終え、グネーシナのピアノのABC、Die Russische Klavier Schule 1も順調に終え、これからエチュード、バロック、曲とさらに広げていこうと考えておりましたら、小4から既に塾が忙しくなり、結局曲を1~2曲ずつ弾くだけになってしまいました。

久し振りの録画です。


8月は1カ月間レッスンがなかったのですが、一人で練習を続けてくれていました。数えてみましたら7週間ぶりのレッスンでした。

偉いなぁ


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シェフ ドナルド

2023年09月06日 | 不思議な音の国

ピアノ導入教本の「不思議な音の国」には、様々な動物や人物が登場します。

彼らはそれぞれ、音の部屋に住んでいます。

王国の王はミーター王と言うのですが、何故か部屋はなく、真ん中の「ド」に住むドラゴンの部屋に居候しています。

大譜表の一番真ん中にいて、ト音記号の階もヘ音記号の階もよく見えるように、皆を見守っているのですが。


上巻は、ある音以外は全員動物たちが登場。
下巻ではある音以外は全員人間が登場します。


今日、レッスンでドナルドの「ド」に進んだ生徒さん。
真ん中のドから1オクターブ上の音です。


新しい音を紹介し、新しい人を紹介しました。

が、

あまり興味がなさそうでした。


シェフって料理が上手なコックさんだよ。(本当は料理長だと思いますが)
〇〇ちゃんは、好きなごはん何?

「んー、ない」

シェフ・ドナルドが「〇〇さん、今日のごはんは何が食べたいですか?」ってきいたら?

「コーンスープ!」


メロディーひめは、あたしはポテトサラダをお願いするわ。と言いましたら、

「あたしもポテトサラダすき!ポテトだけでもすき」


リズム王子はお肉かな、ハンバーグが食べたいって言うかも。
ミケランジェロもお肉、から揚げをお願いしますかな。

「あたしもから揚げすき」


と、この教本の登場人物にはなにかと助けられています。

乗り気ではない日も生徒さんにはあります。
上手くできないことが続き、落ち込み気味な時もあります。

そんな時に、登場人物たちはよく助けてくれます。

登場人物たちにちょっとしゃべってもらうだけで、生徒さんは気分が変わります。
同じことを私が言っても、全然効き目がないのに・・



ドナルド


この次のページにこのようなイラストがあります。


今日の生徒さんも「だれ、このひと?」
はい、ほぼ全員言います。

何でこんな服着てるの?とも。

今日の生徒さんは、これは朝ご飯を食べているところで、まだパジャマなのだろう、と。

この推理は初めてです。
なかなか


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作曲家を知ろう!ドヴォルザーク

2023年09月01日 | 作曲家を知ろうシリーズ

今月生徒さんに聴いてもらう作曲家は、ドヴォルザークです。

国民楽派の作曲家です。

これまで生徒さんには国民楽派の作曲家では、シベリウス、グリーグ、ロシア五人組を聴いてもらいました。
これらの作曲家の名前をすぐには覚えられないと思いますが、音楽の歴史には時代により変化がある、ということを何となくでも知ってもらえれば良いと思います。


ドヴォルザークは音楽の道に進むことを運命付けられていたいたかのような作曲家です。

父の後を継ぎ肉屋さんになっていてもおかしくなかったのに、小学校の校長がヴァイオリンを教えてくれたり、肉屋の修行のため転校したら、そこの校長先生が音楽の専門家で楽器や理論を教えてくれたり。

家業がうまく行かなくなり、もう学校には通わせられないとなったら、叔父が学費を出してくれ音楽学校に通えることになったり。

上手いこと人に恵まれていました。
ブラームスに認められたことも大きかったと思います。そして、それに見事に応え「スラヴ舞曲集」を書き上げた実力。


このシリーズは私も楽しみながら作っております。
知らなかったことも案外多く、自分のためにもなっています。


ドヴォルザーク | Composer Sakkyokuka

Composer Sakkyokuka

 



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