おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

これ、よく使っています④~フォルマシオン・ミュジカルテキストから~

2016年12月20日 | フォルマシオン・ミュジカル
よく使っているシリーズ第4弾です。

<アクセントその2>
2つの8分音符と3つの8分音符の初めにアクセントをつけるリズム打ちです。

拍子はありません。

このリズム打ちの特徴は
123 123 123 12 12 123
と、8部音符の数をそのまま数えるところです。


この数え方には初めは抵抗がありました。

しかし、この数え方の方がアクセントをつけやすくなります。

2つの8分音符の後ろが重くなる演奏をよく聴きますが、このリズム打ちをやると少し改善できます。
ただ、ことあるごとに行う必要はあります。
数度経験したからと言ってこの感覚が身に付くものではありません。


小さなお子さんが大好きなリズム打ちをリズム感よく行いたいものです。

CDでは「ラソソ ラソソ ラソソ ラソ ラソ ラソソ」のメロディに歌詞を付けて歌っています。



これは「「L'ouverture à la musique vol.1」(Editions Lemoine)」に載っています。
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オンラインでFaisons de la musique en F.M. vol.1

2016年12月18日 | フォルマシオン・ミュジカル
フランスでは約40年前から行われているF.M.。
進化を続けているようです。

facebookを見ましたらこのようなものが投稿されておりました。

Editions Henry Lemoine
23時間前 ·
Venez découvrir une nouvelle méthode d'apprentissage de la musique avec Lemoine Education.
Quand la formation musicale innove : des cours numériques interactifs et des classes en ligne.
Pour vous inscrire et profitez des fonctionnalités, rendez-vous sur http://lemoine-education.fr/

こちらの画像はエディション・ルモワンヌのホームページで紹介されているものです。


ルモワンヌの「Faisons de la musique en F.M.vol.1」紹介ページ
http://lemoine-education.fr/cours/faisons-de-la-musique-en-fm-1/

実はこの紹介ページは今年の6月にはあったのですが意味が良くわかりませんでした。
最近作られた動画を見てシステムが少し理解できました。
(仏語は少ししかわからないので完全には理解できていません・・)

動画です。
https://www.youtube.com/channel/UCtF5oNSIfdxRGLiCQQVDYrw


オンラインでF.M.を学べ、先生もいてクラスの仲間もいるようです。
バッジがご褒美のようで金、銀、銅とあるようですが、全てで金を獲得しよう!というものらしいです。

先生がいることで単なる遊びにならないところが良いと思います。
言葉の問題がなければ日本でも学べるということでしょうか。

時代は変わっていきますね。

日本ではF.M.はまだ新しいもののような印象がありますが、さらに現代化されてきているようです。

苦労して手に入れる価値は忘れたくないものです。古い人間なもので・・

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これ、よく使っています③~フォルマシオン・ミュジカルのテキストから~

2016年12月16日 | フォルマシオン・ミュジカル
習い始めの生徒さんに使っているものをさらにご紹介いたします。

<アクセントその1>
音楽はアクセントが弱拍について重たくなるとあか抜けません。
アクセントが1拍目に自然に付く感覚を知ってもらうのに次のことをしてもらっています。



(L'ouverture à la musique vol.1/Editions Lemoine)

CDの音楽に合わせて数えながら手を叩きます。
休符は何も言いません。

変拍子であることで1拍目を意識しやすいと思います。
2番以降は4分休符が入ってきますので注意力が必要です。
CDでは男声でハモりながら「one two three four」と歌っています。
(2人で歌っています。1人はもしかしたら女性かもしれません・・)


最近は外国の生徒さんが増えていますので、私が「いち、に、さん、し」と歌っていても
生徒は「ワン、チュー、トゥリー、フォ~」と歌っているのでそれに合わせます。

「チュー」なんですね・・
そこは合わせませんが・・

あと、これは一定のテンポを保つ練習にもなります。
CDと一緒でも保てない生徒さんは普通にいます。
保てる生徒さんでもピアノを弾くと速くなることもあるので、「ほら、one two three fourみたいに同じ速さで」と言うとわかるようです。


それにしてもこのページにある4分休符の書き方・・

みんな「そ?」と言います。
ひらがなの「そ」にしか見えません・・
しかも4分休符の書き順って上からなのですね。

国によって違うとは知りませんでした。
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これ、よく使っています②~フォルマシオン・ミュジカルのテキストから~

2016年12月14日 | フォルマシオン・ミュジカル
習い始めの生徒さんによく使っているもの第2弾です。

<リズム打ち>
習い始めの生徒さんが一番喜んでするのがリズム打ちではないでしょうか。

その時に私はF.M.のテキストのCDを使っています。
必要なのは音源ですので必ずしもテキストのリズムをそのまま行う必要はないと思っています。

残念ながら音をお聞かせすることはできませんが、ドラムで力強くクールに演奏してくれているものや
サンバ風に軽やかに演奏してくれているものがあります。
同じリズムパターンを繰り返してくれているので使いやすいです。

ただ4拍子しかないので、3拍子はテキストにある
「ペッツォルト:メヌエット」(J.S.バッハのメヌエットとして載っています)
「サンサーンス:動物の謝肉祭 象」
をよく使っています。

ゆっくりなテンポや速いテンポなど、様々なテンポで叩いてみるのも良いかなと思っています。
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これ、よく使っています①~フォルマシオン・ミュジカルのテキストから~

2016年12月13日 | フォルマシオン・ミュジカル
私はフランスから取り寄せたフォルマシオン・ミュジカル(F.M.)のテキストを使っています。

その中で、習い始めの生徒さんによく使っているものがあるのでご紹介したいと思います。

<ドレミの順番>
ドレミファ・・と上行する順番は知っていても、下行となると難しいものです。
途中からも難しいものです。

そこで、私は習い始めの生徒さんに毎回呪文のように行っているものがあります。

「L'ouverture à la musique vol.1」(Editions Lemoine)に次のような歌があります。

ドレ
ドレミ
ドレミファ
ドレミファソ
ドレミファソラ
ドレミファソラシ
ドレミファソラシド

(テンポが速くなって)

ドシラソファミレド
シラソファミレド
ラソファミレド
ソファミレド
ファミレド
ミレド
レド
実際はフランス語の歌詞で歌われていますが、私は音名で一緒に歌ってもらっています。
階段状になった絵を指差しながら。

                  
                 

CDと共に歌う私の横で????と放心状態の生徒さん
上行形は「おっ、しってる!」とばかりに元気に歌う生徒さん・・しかし、下行形になると????放心状態
歌えなくとも途中から一緒に階段を指差す生徒さん
歌わず、指差しもせず「チョコレート?」と聞く生徒さん(何も答えず歌い続ける私・・)

知らないことをいきなり聴かされているのに、どの生徒さんも最後まであっけにとられながら聴いています。
(「チョコレート?」の生徒さんも途中から歌を聴き始めます)

もし私が一人でCDなしで歌ったとしたらこうはいかないと思われます。

早い生徒さんでは2週間で覚えます。
保護者の方が覚えさせようとお風呂の中で一緒に歌うパターンが多いようです。
微笑ましくて嬉しくなります。




(Amazonでのご購入はこちら)

フランス人は細かいことにこだわりません・・
付属のCDが通常は巻末に付いていますが、表紙の裏に付いていることもあります。
CDが入れられているビニールの袋の口が下を向いていることもあります。
ビニールの袋がほとんど裂けていていつCDが落っこちても不思議ではない状態になっていることもあります。
そういう時は自分で直しましょう。

知り合いの先生がルモワンヌに楽譜を頼んだところ注文と違うものが入っていたそうです。
驚いて写真を撮り、メールで「注文したものと違うテキストが届いた。私が頼んだのはこちらのテキストだ。」と連絡したところ、間違えた方は送り返さなくてよい。もらっておいてくれ。正しいものを送る。と返信されてきたそうです。

1度に沢山注文したそうなのでそのようなことが起きたようです。
私は今まで多くても3冊までしか頼んでいないので間違われたことはありませんが、もし違うものが届いたらちゃんと連絡しましょう。





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