ヘンデルのパッサカリアを連弾に編曲した曲。
ノンレガートで弾け、中間部は2音のレガートになります。
この曲を最初に知ったのが「不思議な音の国」下巻に生徒さんが入ってからでしたので、これまで上巻修了の生徒さんしかこの曲を弾いてきませんでした。
昨秋から新しい生徒さんが入り、上巻でも使えるのではないかと思い、上巻のリピート記号の所に進んだ生徒さんに1カ月くらい前からこの曲を渡して練習をしてもらっています。
弾き方が上手な生徒さんですが、拍を数えることが難しく、そこで手こずっております。
以前弾いてもらった生徒さんたちも、実は中間部の拍を数えるのがたいへんでした。あっさりとできる生徒さんもいるのですが、少し練習が必要な生徒さんもいました。
ただ、今回上巻の生徒さんに弾いてもらって思ったのは、上巻ではまだこの曲は早いのだということ。
もう一人同じように上巻の生徒さんに弾いてもらっていますが、やはり同じ状態です。
音は綺麗でも、弾きながら拍やテンポを感じ取ることは、まだ経験が少なくちょっとやそっとではできないのだと知りました。
4月に下巻に入った別の生徒さんがいるのですが、その生徒さんは最初は長い拍を正確には数えられませんでしたが、少し練習をしたら出来るようになりました。
思いの外、上巻全曲を弾いた経験値は高いのだと知りました。
上巻の内は、曲に合わせて手を叩くことは出来ても、自分が弾きながら拍を数えることはまだ難しいと思っておいた方が良さそうです。
なので、歌いながら手を叩くことをしっかりとやろうと思います。
教室が広ければ歩きながらが良いかもしれません。
今さら気付いたパッサカリア、でした・・
彼女は下巻に入って1カ月位経ってからこの曲を弾いたと思います。2音のレガートまで進んでからだと思います。
これから、そうしよう・・
この頃の彼女は素っ気ない弾き方でしたが、今はこの頃より良い演奏をします。