緊張すると演奏に支障が出るほど手が震えるようになってしまったので、5年前から演奏前に震えを止める薬を飲んでいます。
手品師の方も手が震えると困るので飲んでいらっしゃる方がいるそうです。
この薬のおかげで本当に助かっておりますが、実は先月全く効きませんでした。
こんなことは初めてでした。
なぜだろうと久し振りに気持ちを引きずりました。
原因が思い当たらなかったのですが、最近になりふと気になることが思い出され調べてみましたらわかりました。
ここ数カ月、毎日のように頭痛があり鎮痛剤を飲んでおります。
いい加減飲みすぎたようで、胃の調子もおかしくなってきまして鎮痛剤の事を調べてみました。
痛みのメカニズムには血管を拡張させる作用があるそうで、鎮痛剤はその血管を収縮させる働きがあるのだそうです。
震えを止める薬は逆に血管を拡張させて心拍を抑え血圧を下げます。
鎮痛剤を飲むことで血管が拡張できなかったので薬の効果が全く表れなかったと言ってよさそうです。
本態性振戦の薬の「飲み合わせ」の注意の所に、
『鎮痛薬との併用により、降圧作用が弱まる可能性があります。』としっかりありました・・
筋肉の緊張によっておこる緊張型頭痛(血管が収縮する)には、血管を収縮させないロキソニンが効くそうで、胃腸の負担も少ないそうです。
鎮痛剤なら何でも良いのかと思っていたので今回のことで勉強になりました・・
ちなみに片頭痛は血管が拡張することで起きる頭痛とのことです。
なので血管を収縮させる方の薬を飲まなければ効果がないわけです。
偶然にも先週、教室のスタッフの方と頭痛の話になり、入浴すると良くなる頭痛、痛みが増す頭痛があると聞いていました。
調べてみてその意味を理解しました。
本態性振戦ではなくとも本番前の鎮痛剤には注意です。
追記:
アラウが自宅にホロヴィッツ、ルービンシュタイン、ゼルキンを招いたときに彼らの間でもっぱら話題になったのは「ステージに上がる前にどんな薬を飲むか」だったそうです。(青柳いづみこさんのヴィンテージ·ピアニストの魅力にこの記事があります)
アレキサンダーテクニークの古屋先生は「演奏振戦は神経内科に行って薬もらえば済む」とあっさりおっしゃていました。
アロチノロール:(アルマール)
私は本態性振戦も診られる内科の先生の所で薬を出して頂いています。
手品師の方も手が震えると困るので飲んでいらっしゃる方がいるそうです。
この薬のおかげで本当に助かっておりますが、実は先月全く効きませんでした。
こんなことは初めてでした。
なぜだろうと久し振りに気持ちを引きずりました。
原因が思い当たらなかったのですが、最近になりふと気になることが思い出され調べてみましたらわかりました。
ここ数カ月、毎日のように頭痛があり鎮痛剤を飲んでおります。
いい加減飲みすぎたようで、胃の調子もおかしくなってきまして鎮痛剤の事を調べてみました。
痛みのメカニズムには血管を拡張させる作用があるそうで、鎮痛剤はその血管を収縮させる働きがあるのだそうです。
震えを止める薬は逆に血管を拡張させて心拍を抑え血圧を下げます。
鎮痛剤を飲むことで血管が拡張できなかったので薬の効果が全く表れなかったと言ってよさそうです。
本態性振戦の薬の「飲み合わせ」の注意の所に、
『鎮痛薬との併用により、降圧作用が弱まる可能性があります。』としっかりありました・・
筋肉の緊張によっておこる緊張型頭痛(血管が収縮する)には、血管を収縮させないロキソニンが効くそうで、胃腸の負担も少ないそうです。
鎮痛剤なら何でも良いのかと思っていたので今回のことで勉強になりました・・
ちなみに片頭痛は血管が拡張することで起きる頭痛とのことです。
なので血管を収縮させる方の薬を飲まなければ効果がないわけです。
偶然にも先週、教室のスタッフの方と頭痛の話になり、入浴すると良くなる頭痛、痛みが増す頭痛があると聞いていました。
調べてみてその意味を理解しました。
本態性振戦ではなくとも本番前の鎮痛剤には注意です。
追記:
アラウが自宅にホロヴィッツ、ルービンシュタイン、ゼルキンを招いたときに彼らの間でもっぱら話題になったのは「ステージに上がる前にどんな薬を飲むか」だったそうです。(青柳いづみこさんのヴィンテージ·ピアニストの魅力にこの記事があります)
アレキサンダーテクニークの古屋先生は「演奏振戦は神経内科に行って薬もらえば済む」とあっさりおっしゃていました。
アロチノロール:(アルマール)
私は本態性振戦も診られる内科の先生の所で薬を出して頂いています。