おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ゴリン先生の小道具 カエル

2017年10月27日 | 不思議な音の国
ゴリン先生のレッスン動画で私が一番最初に試したのがこの「カエル」です。

スタッカートの仕方を覚えるものです。

実はこの動画のことはピアノ講師をしている私の生徒から教えてもらいました。

偶然に見かけた動画らしく、どなたのものかもわからなかったのですぐにみつけることはできませんでしたが、「ロシアン・メソード」「ロシア奏法」を英語で探しているうちにあっさりと日本語で出現し「あれ?」と拍子抜けいたしました。

手首にカエルを乗せてそれを前に飛ばしてスタッカートの仕方を覚えるというものです。

カエルに代わるもので代用し、すぐに試しましたら効果てき面!

ソフトドリンクに付いていたおまけのマスコットがあったので安定性に問題はありましたが使いました。

この時、何度やってもマスコットが前に飛ばず何度も何度も床に落ちた生徒がおりました。

その後少しできるようになりましたが、通常の長い音で「音を引き出すタッチ」を行っても、手首が手の甲に対してまっすぐに持ち上げられずいつも斜めにゆがみます。

この事態に私自身戸惑っています。

原因はいくつか考えられますのでしばらく続けるつもりではおります。

ロシアンピアノスクール 初級レッスン・スタッカート Staccato

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ゴリン先生の小道具 スライム?

2017年10月26日 | 重力奏法
再び、ゴリン先生の小道具。

鍵盤から指がすぐに離れてしまい上から叩くようなタッチになってしまう生徒に効果があったものをご紹介します。

昔流行ったスライムのようなゲル状の「Noise putty」というもの。

軟らかく少しべたつくような感じのものですが、それに指を入れてもらい「ゆびがくっついて、とりたいんだけどとれない」とやってみせると、生徒もその気になって「とれない、はなれない」感じでやってくれます。

実際はこのスライムは簡単に指が離せる程度のもので全くべたついていないのですが;
生徒にもその事は伝えて、もっとベタベタしてたらいいんだけど・・と言ってやっています。

スライムは子供のおもちゃとして販売されているようで。

Amazon

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ゴリン先生の小道具 蝶々

2017年10月25日 | 不思議な音の国
ゴリン先生のレッスンでは小道具が登場します。

私は使う気はなかったのですが、レッスンをする中であった方がわかりやすいと思うようになりました。

そこで「小道具セット」を取り寄せてみました。

すぐには使う機会が訪れませんでしたが、数日後にその機会がやってきました!

ゴリン先生のテキストは手元にあるのですが、テキスト全体が物語仕立てになっておりまして、その手のものを生徒に読み聞かせることが得意ではない私には使うことができず・・

ですので、「はじめの一歩1」で小道具を利用させてもらいました。

「はじめの一歩1」の4曲目に1オクターブ移動しながら「ミ」の音を弾くものが出てきます。

その時に「ちょうちょうがお花からお花へとぶように」と言って3の指に<蝶々>をつけてとんでもらうと、優しいタッチで優雅に弾いてくれます。


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みんな、慣れてきたようで

2017年10月20日 | 重力奏法
ピアノから「音を引き出す」タッチをやり始めて1カ月が経ちました。

2週目の時はクタクタになり、何時間も続けてこのことを行うのは私の方が無理かもしれないと思いました。

3週目はそれぞれの生徒の性格を考慮し加減をしました。
受け入れてくれる生徒と本意ではないけれど時計を気にしながらも一応やる生徒。

4週目になると、やる気はあるけれどうまくできないタイプの生徒がいることがはっきりとわかりました。
・必要以上に指を鍵盤に引っ付けたまま手首を上げようとする生徒
・手首を上げるとすぐに鍵盤から指が離れてしまう生徒
・常に手首が速くにしか上げられない生徒
・手首が斜めに上がる生徒

十人十色です;

今更ですが、なぜピアノは管楽器の人たちのように音を出す練習から始めないのだろうと思いました・・

ピアノにとってブレスは手首ですが、指先を使って出した音を手首に伝えて音を伸ばす。
管楽器の人たちが口を使って出した音を安定した音で伸ばせるようにロングトーンの練習をすると思うのですが、それをピアノでもするべきなのだと今頃思いました・・

何を教えてきたのやらです・・

うまくできるできないは別にして私が音の出し方をやり始めると、みんな「あ~、あれね」という顔をして一応やってくれます。

小学3年生までの生徒の方が嫌がらずにやってくれます。

ゴリン先生の温かみのあるレッスン。
大変参考になります。
"Tales of a Musical Journey". First piano lessons with 4 y.o.

鍵盤の音の場所がなかなか覚えられない生徒に、ゴリン先生の小さなお家(2つの黒鍵)と大きなお家(3つの黒鍵)にそれぞれお部屋があるという話を使わせてもらいましたら結構すぐに覚えられました。

こちらのビデオでは動物を並べてもらっていますが日本語ではそれはできませんので、生徒に自分で好きな名前を決めてもらいました。

「ドミノさんの部屋」「レンゲさんの部屋」・・・「シラスさんの部屋」

しぶいっ

追記:
この動画の中で使われている「ドレミ」のワルツは「はじめの一歩1」にもあります。
素敵な伴奏で、弾くとほとんどの生徒が「いいきょく~♡」と言います。
ゴリン先生のマネをして伴奏を録音し、色々な高さで「ドレミファソラシド・シラソファミレド」を3の指で弾いてもらっています。


「ロシア奏法によるピアノ教本 はじめの一歩 1 」
O.ゲターロワ/I.ヴィーズナヤ著 村手静子訳
音楽之友社
Amazon

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根気!忍耐!ロシアン・メソッド

2017年10月04日 | 重力奏法
ロシアの「はじめの一歩 1」をほぼ全員に使い始めました。

根気が要ります。

何人も続けて何時間もやりますので、正直なところクタクタになります・・
生徒の方は習い始めて2年目くらいの子までの方が案外集中してやってくれます。

音を聴くことを知らない生徒はやはり難しいです・・
本人もいつまでやらせるんだと思わずため息をついています。
知らんぷりをして私は続けますが・・

悲しいことですが、本人がこの音で良いと思っている限りはお互いに苦痛のみのレッスンになります・・

イリーナ・ゴリンさんの「ピアノの先生のためのハンドブック」に、
<教師は忍耐強く生徒に対し親しみを持って献身的に接しなくてはなりません。>とあります。


             
本格的にロシアンメソッドでレッスンを始めて1年くらい経って書いた記事です。
どのタイミングか(ピアノを弾く時の身体の使い方を覚える時期)


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