5歳の生徒さんが作った曲をアレンジしました。
不思議な音の国上巻で最後に作った曲です。
メロディーは、いつものように私は全く直しておりません。
とても厳かな曲で気に入りました。
曲名を付けてきてと言いましたら、
翌週付けてきましたが、それが、
すみっこぐらし
・・・・
あまりにイメージと違いすぎます。
結局、自分の好きなものの名前を付けただけ、という・・
音楽はとても良いのですが・・
なので、こちらの曲名は私が勝手に付けました。
【作曲】王国
アレンジしていてハーモニーが付けやすいものは
結構、イイ曲のことが多いです。
ハーモニーは付けやすいけれど、
主要三和音しか浮かんでこない曲もあります。
これは、他の教本を使って習い始めた生徒さんに多いです。
移動してきた生徒さんということです。
教本の影響をヒシヒシ感じます。
私の生徒は、Ⅰ度の和音から始まらないパターンも少なくありません。
いきなり、Ⅳ度だったりⅤ度だったり。
しかし、それも音楽としては成立します。
終わりも、本人が考えて終わりらしくしていなければ、
私はそのままにしています。
曲を作るという折角の創造的な経験を
これは良くない、これが普通だ、とはしたくないと思っています。
少し前に、下巻で最後に作る曲で、
宿題してこなかったと言って
その場で弾き始めた男の子がいました。
過去に、「さみしがり屋のオレ」「ゆうべぇ」を
作った生徒さんです。
いきなり両手で弾き始め、
これがまたカッコイイ始まりでした。
いきなり借用和音です。
本人はそんなこと知りませんが。
これで良いと思います。