**Hikari no taba **

もの作り*夢づくり

シンクロしてる!?

2005-02-27 | スピリチュアル
昼間考えていたことが、夜になってある人のプログのテーマとなっているのを発見。
ただの偶然かもしれないが、人の思考というのは距離とかに関係なく飛んでいくのだろうか。
昔読んだ本のなかに、電話も無く文明に侵されていないある国の部族の人が、伝えに来た人より先にその内容を知っていたということが書かれていた。
きっと、文明の進歩のおかげで便利になった分、そんな力が退化してしまったのかもしれない。

でも、1週間の間に3回も続くとめっちゃ怖いんです。
これは私の考えだけど、PCは、なんとなく思考が伝わりやすいのかも。

Yちゃん。

2005-02-27 | ものづくり
「鞄が好きで、作るのを勉強したいって言ってる女の子がいるんだけど・・・。」と
取引先のお店から電話があった。人を募集してはいなかったが、
よかったら、工房見学に来たらいいよ。」とうちのダンナ様は答えた。実はうちはバッグのメーカー。
美大を出たYちゃん、結局うちで働くようになった。

彼女は仕事も真面目だった。言われたことをちゃんとやっていた。
今どき珍しく携帯を持たず、手紙が大好き。でも、ちょっと気になったのがYちゃんの笑顔。
いつも作った笑顔。
そして、とっても繊細だった。

或る時オーダーで、亡くなられたおば様の形見の「帯」で鞄を作ってほしいという注文がきた。
それは、とても素敵なものだった。

それをみたYちゃん、どうしてもそれを譲ってほしいという。
一度聞いてみてほしいといわれたが、頼んでこられた方にとっても大事な思い出の品。

結局それで、トートバッグと和服にも持てる小さめのバッグを作った。

彼女のおばあさんは、むかし呉服屋さん。彼女も着物に対する愛着があったからか
帯に刀を入れるとゆうのが許せなかったらしい。

後で知ったことだが、彼女は毎日お昼休み公園に行って泣いていたらしい。
仕事だからと、頭でわかっていても
心でコントロールできない。


最後に挨拶にやって来てYちゃんは
「夢を見つけたと思ったのに・・」と泣きながら小さく言った。

結局彼女に私の言葉は届かなかったけど、またいつか本当の笑顔で来てくれたら嬉しいのにな。
        (現在Yちゃん、福祉の専門学校に通った後、施設で絵を教えているそう。)

最近自分の夢がなにかわからないという子も多いけど、
別のことをしていても気になること、
ずっと変わらぬ思いを大切にしていれば、きっとたどり着けると思うよ。