**Hikari no taba **

もの作り*夢づくり

バギー新作ショルダー。

2005-04-30 | ものづくり
これは馬の革で作ったショルダーバッグ、JAYA-003です。うちの女の子がデザインしたもので、やさしい感じのバギーのバッグになっています。ブラウン、ブラック、キャメル、ターコイズの4色。写真ではよく分りませんが、フラップの程よいしわ加減がラフないい表情を出しています。

今まで、馬の革はお尻(コードバン)の部分だけが使われていました。ランドセルや財布等に使われていて革の風合いが良く綺麗で、少し高価なイメージがあります。

ですが、洗いに掛けたものなど、今の時代にあわせたラフな感覚の物作りから、今まで余り使われなかったお尻以外の部分もそのニーズに合ったものとして使われるようになってきました。だから、お値段も少しリーズナブル!そして、革本来の表情がとてもいい!

中はたたきつけのポケットが一つ、フラップで隠れていますが外にもポケットがあります。フラップに付いたループを掛ける革のボタンはクロワッサンみたいで可愛いんです!
是非、実物のその表情を見て欲しいナ。

汚名挽回!

2005-04-27 | blog
先日、カラーの品種スパティフィラムという花の鉢を買ってきました。我が家の花や植物は全てガーデニングが趣味のダンナさまが、育てています。私は以前サボテンを枯らしてしまい、「サボテンも枯らす女」という汚名が・・・。

しかし!工房の花も家の植物も私が育てていると思って、皆さんが声を掛けて下います。すると、私もついつい「この花は株分けしてこんなに増えたんですよ~。」とか、「これはマザーリーフといって、水につけて置くと葉っぱから貝割れみたいな芽が一杯でてくるんです。それを鉢に移し替えたらこんなに大きくなるんですよ。」とか答えてるもんだから、家のダンナさまはサボテンも枯らすくせに~ぃっておこってます。

私は見ていた知識をご披露しただけじゃい!私が育てたなどと言ってはおらぬ。
家の中から「暑そうやねぇ。」とか、「大変やね~」とか声援を送っているんだから許してちょ。

私の愛情だけでは育たなかったサボテンちゃん、名前まで付けて可愛がったのになぁ。でも、サボテンには愛情より太陽の光だと気づきました。

それで、今回買ってきたこの花を絶対育ててみせる!

ヒップ新商品。

2005-04-26 | ものづくり
昨日出荷した新商品、JOB-925です。色は、カーキ、黒、赤茶、ブラウン、キャメルの5色。

デフ・・デフ・・何とかって言う、ファイルを整理して快適なパソコンの状態にするってのを使ったら予想以上に時間が掛かって、終わったのが2時だった。。。
だから、1日遅れのアップ。

写真では分りずらいですが、上の部分にファスナーがついていて,前のフタ付きポケットの後ろにも物が入れられます。そして、右横にはリングが付いているのでカギなんかつけてもgood!

前に260個作って納品した鞄が快調に売れているらしくって、嬉しい!
今回の新作はどうかなー。

漉き機

2005-04-24 | ものづくり
今日は鞄を作る時の道具の紹介です!

鞄を見てもらうと分ると思いますが、鞄には重なり合ったところがあります。
そんな時にそのままくっ付けてしまうと、重なり合うところが分厚くなって作業がしにくかったり、繊細さの欠けた物になってしまいます。そこで、登場するのが漉き機。

重なり合う部分の革をあらかじめ先に薄くしておくことで、見た目もスッキリと縫うときの作業もしやすくなります。

その漉き機の調節も、細部に渡ってしなければなりません。
どれ位の厚さにするのか、用途によって斜めに漉いたり、、溝をつけたり、革を送り出す働きをする所(太鼓の形をしていて回る)も革の厚みによって変えたりするのです。

厚みはミリ単位で調節していくので、触った時の感覚と勘、そして革の状態によっても変えていきます。全ての調節が終わったら、ペダルを踏んだ動きに合わせて革を左から右に動かし、下にあるタイコの流れにのってあ~ら不思議、刃の当たる部分だけが薄くなるのです。

よく、漉きの作業を見ている人が革を当てるだけで自動で動き出すと思われるのですが、何枚も続けて漉く動きにあわせて、動かしたり止めたりしているのです。
もの作りはちょっとリズム感も必要なんですよ。




今日は撮影。

2005-04-21 | ものづくり
今、作っているこのウエストはJOG-002

少し前にファッション雑誌「カジカジ」に載ってから問い合わせも多く、納品してもすぐ追加注文が来る商品。出来るまでの工程が多く、職人泣かせのウエストですが、その分、人気があります。
色はベージュと黒の2色。

今日は、昼からスマートスタイルという会社の加藤さんが(初対面)、工房での作業風景の写真を撮るために来られました。インターネットでバギーの鞄も扱っていて、もちろん、うちで作ったものも販売されています。

一通り革や、鞄の作業工程の説明をしたたむたむは、「後は、自由に撮ってもらっていいですから。」といって作業に戻りました。

革を切ると「カシャ、カシャ、カシャ・・・」と小さなシャッター音。
誰かがミシンを踏むと「カシャ、カシャ・・・」漉き機を踏むとやっぱり「カシャ、カシャ・・・」
ちょっと、緊張するやん。
その写真は、2~3日したらアップできるそうなので、その時またお知らせします。






しょぼーん。

2005-04-20 | アッシュ
昨日、愛犬アッシュのカットをするために近くの犬の美容室に連れて行きました。
本人も私もショックを受けてます・・・。
このカット、左右がバラバラだし、犬のカット代って馬鹿にならないほど高いのに、腕のとこなんてマンボが踊れるような取ってつけたようなカット!しかも、朝に「突然カット頼んでいけますか?」って店の人に聞いたら、「今日は予約も入ってないしいいですよー」と言う返事だったのに、丸1日かかった!

もしかして・・・。新入りの練習台?
びえーん。それで、いつもよりカット代安かったの?

方言とアイデンティティー。

2005-04-19 | blog
最近若い女の子の間で方言が流行っていて、普通の話の中に少し方言を入れて話すのがいいらしい。
特に、首都圏の女の子達は自分達の言葉が標準語で味気なく感じて、地方出身の子達を羨ましがったりする。

逆に地方の女の子達は、親達の世代が田舎者と思われるのが嫌で話さなくなった言葉を、おばあちゃんから教わって使い、自分達の言葉や故郷を見直し始めている。

標準語との逆転化現象。
ほんまに何が流行るか分らへん。



思い出のCD。 「渡」

2005-04-18 | blog
10年以上前、バギーポートの展示会の時に須田さんに初めてお会いしました。
ひげを生やし、眼鏡を掛けた素敵な方です。商品にもその人柄が表れているようなあったかなバッグをつくられます。そして、須田さんのこと、すぐに大好きな人の一人になりました。

たむたむ(主人)が、東京の展示会の後、須田さんのお宅に泊めていただいて楽しいひと時を過ごし、お土産に頂いたフォークシンガー高田渡さんのCD。(このときの話は、左下のBOOK MARKの「関学出て鞄職人」のボタンをクリック、まぐまぐ画面からバックナンバーをクリックして、3/28日号に書いてあります。凄く良いから読んでみてね。)
須田さん宅では色んな人のライブを開いたり、お酒を酌み交わしたり、自然に人が集まって来ます。

頂いた高田渡さんの声はとてもあたたかく、工房で何度も聞きました。
シチューのCMソングに使われていたものは、私も記憶にある曲でした。

昨日、久しぶりに須田さんのホームページに遊びに行き、高田渡さんが16日に亡くなられた事が書いてありびっくりしました。ちょっとショックです。
今日はそのCDを聞いて、ご冥福をお祈りしたいと思います。

<その時のCDはこれ>

高田渡
徳間ジャパンコミュニケーションズ

このアイテムの詳細を見る


<須田さんのホームページ>
須田頒布

花粉症、結果報告?

2005-04-16 | ナチュラルライフ
もうそろそろ花粉が飛ぶのも終わりのはずなんだけど、どうなんでしょう。今までのトータルな実験的体験レポートのまとめとして、ティートリーの威力は普通の飛散量ならそれだけでOKだと思います。

が、・・・今年のはとんでもない。やはり、めっちゃ多い時にはひどくくしゃみが出た時が何日かありました。大抵、そんなときは前の晩から目が痒かったり、鼻がむずがゆいのでわかります。ただ、不思議なのは
多く飛んでると言われた日にでもでなかったりもするので、どういう加減なのかよくわかりません。

まぁ、とにかくひどい状態になった時ほど実験のやりがいがあるというもの。
それで、ひどくなった時に有効だった方法はこれでした。

色々試した結果、100%純正のラベンダーの精油を直接鼻の粘膜に塗る方法がすぐに炎症を抑えてくれて、すぐに鼻のむずむずや炎症が治まりました。
今まで2%ぐらいに薄めたものを使っていたんですがすぐに止まるまでいかなかったので、思い切って原液を塗ってみたら、いい感じに鼻の状態が戻りました。使った時は、少し刺激を感じますが、ラベンダーもティートリーと同じで直接塗れる精油の一つなので、ひどい症状が出た時のみの対処法は、私の場合これです。どれぐらいの濃度で使うかはもう少し研究した方がいいかもしれませんが・・・。
でも、とりあえず即効性のある対処法が見つかってよかった!



京都のしだれ桜

2005-04-14 | blog
京都円山公園内にあるしだれ桜を見に行ったのは、もうかなり前になりますが、私が見た桜の中で一番印象に残っています。きっと、桜の精霊か何かがいるのではないかというぐらい、美しく存在感がありました。
たしか、この桜の下で、歌舞伎役者の中村橋之助さんが奥様にプロポーズしたんじゃなかったかな。ちょっと、ロマンティックじゃあないですか。
この写真はライトアップされた夜桜。

工房の近くにある湊川公園にも桜がいっぱいあって綺麗なのですが、今年はまともに桜を見ていません。せっかくの桜を見逃さないようにこの日曜には見に行きたいな~。(えっ・・・もう遅い?!)