Spy in Chancery (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,079(税込) 発売日:1991-07-04 |
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コーベットはそろそろニースを発ちたい所ですが,オーウェンが部屋につかつか入ってきて,拘束。オーウェンて,なんか蛇の舌グリマみたいね。(笑)彼らはしばらく拘束。ラナルフは,ガレスを買収してはどうか(彼は完全には狂ってない)とアドバイス。
確かにガレスはお金を払うと少しずつ口を割ってくれました。2人が拘束されている間,フランス船が来ていた事や,ウォータートンの名前が出てきた事がわかります。
ところが,ガレスと話していた所をオーウェンに見られてしまいます。コーベット,何とか部屋に戻ると足音。鞄からクロスボーをまさぐり出し待ち構えていると,血の付いた剣を持ったオーウェンが入室。今ガレスを殺してきたと言います。慌ててクロスボーで応戦。
そこへミーヴ。彼女はてっきりコーベットが殺されたと思った様子。彼女はすぐニースを出る事をアドバイス。城の抜け道を経て海岸へ。彼女は,海岸沿いの漁村のグリフィスという漁師に見せてとケルト十字の指輪を渡します。コーベットは,とっさに既婚時代の指輪を彼女に渡します。
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コーベットとラナルフは,無事,漁村でグリフィスに会います。ミーヴの名と指輪を出すと,すぐに船を出してくれました。彼らは,リッチモンド伯の支配下にいるのだそう。(ミーヴはこんな事に備えてそんな用意をしているのね。伯父さんを信用してないのかしら?)約1週間かかってブリストルに到着。ただのボートだったようだけど,トイレとかオープンなんだろか?(^^;) ヘンな所が気になってしまいました。(爆)
その頃パリには,ぐずぐずしていたコーベットの代りに,財務室の事務官ロバート・アスペールがスパイとして送られていました。いろいろな噂話を収集している彼に近づく高級娼婦。ところがこれが殺し屋を運んで来たんですね。。。。
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コーベットとラナルフはブリストルからロンドンへの帰り道,スコットランドから戻ってきた軍隊と遭遇。ベイリオルもう負けちゃったんですねぇ。(^^;) ウェールズで大した収穫もなく戻ってきたコーベットは,ランカスター伯から,ウォータートンが逮捕された事を聞きます。しかしどうもウォータートン以外に本星がいると思うコーベット。彼はフィリップの弟ルイ・オブ・エブルーの外交団とのミーティングに呼ばれます。ここで彼は一計を案じ,ランカスター伯に「スパイを捕まえた」と言ってもらいます。これでフランス側の反応を探るつもり。
その後,コーベットは,ロンドン塔に拘留されているウォータートンを何とか助けようと話をします。パリで会っていた女性の事を聞きだそうとしますが,ウォータートンが「恋を知らないお前なんぞに言いたくない。」と逆ギレ。